ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏。現在自身で最終テスト中という「THE PREMIUM 820SH」とおぼしき端末を、自信作だと披露した ソフトバンクが11月6日、2008年3月期の中間決算を発表。上期の売上高は1兆3647億円で前年同期から2245億円(19.7%)増加。営業利益は1677億円、経常利益も1111億円と前年同期を上回り、過去最高の数字を記録する増収増益となった。 2007年度も、ソフトバンクの収益のけん引役は携帯電話事業だ。上半期の連結売上高1兆3647億円のうち、移動体通信事業が8089億円を計上。連結営業利益1677億円の内訳を見ても、移動体通信が過半数を稼ぎ出している。営業利益の増減率も、前年同期比で49%増を達成し、20.4%の減益となったNTTドコモや9%の増益にとどまったKDDIを大きく上回った。2006年上半期は約9万7000件に過ぎなかった純増契約数は