ノーベル化学賞に下村脩さん 蛍光たんぱく質を発見(1/2ページ)2008年10月8日23時19分印刷ソーシャルブックマーク 8日、米マサチューセッツ州の自宅でノーベル化学賞受賞の連絡を受けた後、電話で喜びを語る下村脩さん=APオワンクラゲが出す緑の光=下村脩さん提供ノーベル化学賞の授賞理由になった緑色蛍光たんぱく質(GFP)。試験管のなかで光っている。名古屋大理学研究科の近藤孝男教授が紫外線をあてて見やすくし、報道陣に説明した=8日午後8時9分、名古屋大学、加藤丈朗撮影 スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、今年のノーベル化学賞を米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩(おさむ)さん(80)と米国の研究者2氏の計3人に贈ると発表した。下村さんは、オワンクラゲの発光の仕組みを解明する過程で、緑色蛍光たんぱく質(GFP)を分離し、その構造を解明した。GFPは、生命科学の研究で、細