ちょっと前にこんな記事が話題になっておりました。 SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(2) 小熊英二×古市憲寿 『絶望の国の幸福な若者たち』という本を出した若手の社会学者と、ベテラン学者の対談です。 絶望の国の幸福な若者たち 作者: 古市憲寿出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/06メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 642回この商品を含むブログ (110件) を見るなぜ「今の若者はだらしない」という若者論が、とりわけ高度成長期以降さかんに語られるようになったか。そこには社会構造の変化が背景にあり、決して今の若者が昔よりだらしなくなったわけではないということです。 しかし、こういう冷静な論者は少なく、タカ派の政治家なんかはさかんに徴兵制だの道徳教育だの武道必修化だのと繰り返しては、「今の若者」でなくなった人の支持を取りつけようとしています。