(写真はイメージ:pixabay.com) (文・田中ありす) 5月28日に神奈川県川崎市で起こった無差別殺傷事件について、一市民として非常に心を痛めている。 ある日突然理由もなく生きる権利を奪われるという、これ以上ない暴力。生存者や目撃者の方が負ったであろう心の傷や、「助けられなかった」「自分だけ生き残ってしまった」という罪悪感。同じ学校に通う生徒の「自分が狙われていたかもしれない」という恐怖。愛する者を失った家族や友人の深い悲しみ。 そのひとつひとつを思うたび、いたたまれない気持ちになる。もしこれが自分や家族や友人の身に起こったとしたら耐えられないだろう。 被害に遭われた方やそのご家族・ご友人、関係者の方々が一日も早く回復し、心の平穏を取り戻されることを心から願っている。 この事件の犯人がひきこもり傾向にあったとされる一連の報道について、ひきポス編集長の石崎が以下のような記事を出し、報