スタート以来、日経クロステックの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第12回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。 第12回のお題は「デジタル時代のあるべき雇用制度とは?」。答える識者のトップバッターは、日経クロステックの人気コラム「IT職場あるある」でおなじみの沢渡あまね氏だ。経団連も日本型雇用制度(新卒一括採用、終身雇用、年功序列)の見直しを唱える折、沢渡氏は統制型に最適化された雇用制度を維持していては、デジタルの時代に大きなリスクとなると指摘する。(編集部)