かわたれの街(勝田文) 2007年06月22日 かわたれの街 (勝田 文 白泉社 ¥ 580) ああ、ダメ男ってどうしてイイんだろうか。そう、その男がダメ人間だって、ちゃんと知ってるわ、何ができるわけでもないの、でもそれでもいいの、私は好きなの。な〜んてどうして女は思ってしまうのだろうか。「この人は私がいなくちゃダメなのよ」って思っちゃうからかなあ。本当は「私がいなくちゃダメな男は、私がいたってダメ〜」(by西炯子)なのになあ。ふと恋から冷めると「・・・本当にただのダメ男だったわ」と分かるのになあ(「ダメなところがよかった」と思うケースも多少あり)。 表題作は典型的ダメ男に惚(ほ)れる女の子・木菜の物語。お相手は、貧乏でバツイチ、しかも別れた女房に未練たらたらの男・穂波。でも料理の腕はピカイチなので、木菜は彼が教える料理教室に通っている。こぢんまりした商店街を舞台に、のんびりと恋物語が進行
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