6日未明に起きた地震の影響で、北海道全域が停電した原因となった苫東厚真火力発電所について、北海道電力が停電の復旧に向けて再稼働させようとした際、タービン付近から火が出るなどのトラブルが相次いでいたことがわかりました。 北海道電力によりますと、停止した火力発電所を再稼働させるのに電気が必要になることから、午前5時ごろまでに水力発電所を稼働させ、発電した電気を火力発電所に送電したということです。 そして北海道電力は、苫東厚真火力発電所を再稼働させようとしましたが、午前5時半ごろ、3基ある発電設備のうち2基はボイラーの配管から蒸気が漏れているのが見つかり、稼働できなくなったということです。 さらに、その4時間後には、残る1基の発電設備でも、タービンの軸から漏れた潤滑油に火がついたため再稼働の作業を中断しました。いずれの設備も復旧に少なくとも1週間以上かかる見通しとなりました。 このため北海道電力
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