レビー小体型認知症の方にドネペジルを新規処方、3週間で10mgまで増量し放置した脳神経内科医について書いた前回のブログを読まれた方からお手紙を頂いたので、一部抜粋して紹介する。 このケース、入院先の医師がやったことははっきり言うと犯罪です。 それはなぜかというと、2年前のDrugSafetyUpdateによる公的な添付文書の改訂・追記通達で「ドネペジルの増量でパーキンソニズムが悪化することがあるのでそういう場合はドネペジルの減量または中止を検討せよ」と追記されているからです。 それゆえ、この添付文書改訂・追記を知らずにこのような誤った医療行為をしているのであれば、これは製薬会社ではなく、処方した医師の責任だということです。 確かに、あの医師(Aと呼ぶことにする)の行為は犯罪的だったと思う。 DrugSafetyUpdate(DSU)とは Aの犯罪的行為を振り返る前にまず、DrugSafet
![患者にとって危険な医師。 - 鹿児島認知症ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49239989e00e18b610dc377669522c172a3e7fe7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftakapisatakapisa%2F20210203%2F20210203084957.png)