「赤チン」の愛称で親しまれた消毒液の製造が法律で規制されることになり、国内で唯一、製造を続けてきたとされる東京 世田谷区の会社は25日で生産を終えることになりました。 「赤チン」は傷口に塗ると赤色になることから「赤チン」の愛称で長年、親しまれてきた「マーキュロクロム液」と呼ばれる消毒液です。昭和の時代には各家庭や学校に常備薬として置かれ広く使われてきました。 「赤チン」は原材料を製造する過程で水銀を含んだ廃液が出ることから原材料の国内生産は1970年代に中止されました。このため最大でおよそ100社あった製造会社は減少して、現在では、東京 世田谷区にある「三栄製薬」が国内で唯一、製造を続けてきたということです。 しかし今月31日から「赤チン」の製造が法律で規制されることになり、この会社では25日で生産を終えることになりました。 昭和40年代のピーク時の生産量は月10万本でしたが、最近では月3
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