昨年、ホラクラシーと呼ばれる経営スタイルが出てきました。ホラクラシーは、会社から組織図や肩書きに役職もなくして、経営の意思決定をトップダウンでなく組織全体に分散させる、ヒエラルキーに代わる新しいマネジメントの形です。 アメリカでは有名なザッポスが取り入れたことで一気に注目されるようになりましたが、果たして本当にホラクラシーは良いものなのでしょうか。ヒエラルキー組織のマネージャ視点になって考えたホラクラシーのデメリットについて書いてみました。 1)情報格差で部下を支配できない ホラクラシーをうまく実現するには、社内の情報はオープンでなければなりません。ヒエラルキーの組織ならば、末端の現場ほど限られた情報で良く、あまり考えることもなく働けば良かったかもしれませんが、ホラクラシーではそうはいきません。 情報統制とホラクラシーの相性は最悪です。社内の情報がすべてオープンだからこそ、個々人が現場で判
by Rum Bucolic Ape 会社内の階級制度をなくして、全社員がフラットな立場で働く「ホラクラシー(Holacracy)」という制度は、アメリカのスタートアップ企業Ternary Softwareが発端となって2007年頃に誕生しました。実際にホラクラシーを導入した会社で、職場環境がどのように変化したのかが明らかになっています。 What Happened After Zappos Got Rid of Workplace Hierarchy - The Atlantic http://www.theatlantic.com/business/archive/2016/01/zappos-holacracy-hierarchy/424173/ まず「ホラクラシー」とはどんな働き方なのか、以下のムービーを見ると理解できます。 What is Holacracy? - YouTube
私たちソニックガーデンのマネジメントを説明するとき、セルフマネジメントでフラットな組織、メンバーそれぞれが自己判断して仕事を進める組織、と話していますが、最近ではそんな組織のあり方を「ホラクラシー」と呼ぶそうです。 この記事では、その「ホラクラシー」と呼ばれる新しい組織の形について、そしてそこに辿りついた私たちが考えているメリットについて考えてみました。 新しい組織の形「ホラクラシー」とは何か 「ホラクラシー」とは、ヒエラルキーの反対を表わす造語で、組織をトップダウンの階層構造で管理するのではなく、メンバー個々人に意思決定が委ねられてフラットな構造を保つような組織のあり方を指します。 Airbnb、Zappos、MediumといったアメリカのIT企業やスタートアップで実践されているマネジメント手法として注目されています。日本では、ヌーラボがホラクラシーを実践しているという記事もありました。
2015年3月25日に、株式会社ロフトワークさま主催の『ビジネスを躍進させる創造的チームの作り方』にて、千葉県の柏にある柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)にて、「小さなままで世界を相手に冒険できる自己組織化したチーム」というタイトルでお話をさせていただきました。また、最近ではないですが、2012年9月には、Movida School にて「スタートアップは自己組織型であるべき」といったタイトルでスタートアップの起業家に向けてお話させていただきました。 いづれも、「チームの作り方」に触れるような内容でした。 また、同様の内容で、台湾のお客様の社内セミナーや、その他多くの場所でお話させて頂いてます。 自分自身もまだまだ勉強中だということもありますが、このような題材は、「こうすることが正解」というケースは無いと思います。なので、いずれも「会社の文化や、背景、業務内容などにあわせて、良さ
どうも、こんにちは。 ダイヤモンドメディアの武井です。 最近、Holacracy(ホラクラシー)という言葉が流行り始めました。 アメリカのシューズEC最大手のザッポスが導入・実践をしていることで有名ですね。言葉自体が取り上げられ始めたのは最近ですが、この概念と取り組み自体は10年以上も前から存在はしていました。 ホラクラシーについては他の個人ブログやニュースサイト、なんだったらWikipediaにも載っているので、私のブログで詳細に説明するつもりはありませんので悪しからず。 概要だけ。 Holacracy(ホラクラシー)って何?従来のHierarchy(ヒエラルキー)と相対する言葉として使われます。ヒエラルキーが中央集権型・階層型のピラミッドだとすると、ホラクラシーは分散型・非階層型のクラスターです。 組織を細かく分け、それぞれ最適なところで意思決定と実行を行ってゆく、自走的組織、と解釈し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く