私は同和問題が嫌いだ。 取引の申し出を断ると「ワシが同和地区の出身だからそうゆうとるんやろ、差別だ!」とわめく輩が居るのははっきり言って迷惑である。ホントに同和地区出身かを確認するために同和地区一覧(1988年に一度本屋に並んでいるのを見た)を買っておけば良かったと思ったこともある。そういえば郵便局でバイトをしていたとき、決して表記されない町名があるのに気がついたなあ。 そもそも嫌いになったのは、中学校の時に最初に受けた同和教育に原因がある。それは同和地区の方が切々と差別の状況を訴えるテープを聞かされるというものであった。しばらくはそれなりに納得して聞いていた。が、後半は「差別を克服しようとする息子の努力」をやたら熱心に話すのだ。「止めろ!」と怒鳴った「結局は息子の自慢話だ、これでは前半の差別状況すら息子を自慢したいが為に大げさに話しているとしか思えない」。ぺらぺらと語られる息子の自慢が、