以前、「プロバイダ責任制限法」を「プロバイダ責任法」と勘違いしていたやつがいたが、しばしば法令は、まるで逆の意味で理解されてしまうようだ。 東京都は2004年、「賃貸住宅紛争防止条例」を施行した。これは、清掃代などと称して敷金を返さないといった家主、不動産業者が多く、これはおかしいと気づいた借主による小額返金訴訟が続出したためと思われる。 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/tintai/310-0-jyuutaku.htm 「この条例は、住宅の賃貸借に係る紛争を防止するため、原状回復等に関する民法などの法律上の原則や判例により定着した考え方を宅地建物取引業者が説明することを義務付けたものです。」 とあり、 「説明する内容 1、退去時の通常損耗等の復旧は、貸主が行うことが基本であること 2、入居期間中の必要な修繕は、貸主
驚異の説得術! 子どもにチャレンジを諦めさせる方法 「チャレンジ」とはベネッセの高級教材「進研ゼミ小学講座」のこと。私の場合は、「会員になってしまったらもう宣伝のマンガ、送ってこないよ」「じゃあ、つまんない」でアッサリ。よほど好きだったんですね、今でも箱に入れてしまってあります。 ま、チャレンジにせよふつうの問題集にせよ、ふつうの子には無用の長物。学校で計算ドリルとか配られるわけで、それをこなすだけで十分というか、実際、サボってる子ばっかりでしょ。親に聞くと、「ホントうちの子は勉強しなくて。先生からもいってやってください」……そんなことをいってる内は無理だろう。 きちんと教科書の問題を全部解いて、学校が配布した教材を淡々とこなしていく。それで十分です。 こういうことをいうと勘違いするのが、ちょっと賢い子の親御さん。「もうとっくにそんなの終ってます!」「ノートと教科書を見せてください」案の定
子どもが発熱。私も咳き込む。午後、仕事を休み看病。 ●少子化対策をやる「子どもと家族を応援する日本重点戦略会議」で、3歳児未満の保育ママ(在宅保育)拡充をめざすというニュースが夕刊に書かれていた。 記事の中で低コストで保育の普及をはかれるというような書き方をしているが、保育所で多人数保育をやるのと、家庭で1:1で保育するのと、どうして子どもの数に対して人手がかかる家庭の方がコストが安くなるのかわからない。その種明かしは、資格職でなくてよいということらしい。 私は、保育ママでもベビーシッターでも、選択肢が増えるのは構わないと思う。しかし、それをコストが安いからとか、資格がいらないとかいう議論にするのは本末転倒だと思う。人手がかかるのにコストが安いということは人件費を安くすることであり、そこに資格を問わないというのは、ワンコールワーカーに密室で子どもを預けることになる。そのことの危険性は、10
熊本赤ちゃんポストに3歳の子が入っていたというニュースについて。 このポストを黙認したはずの厚生労働省をはじめ、世間は、育児放棄という言われ方をするが、それでいいのだろうか。 あるいは、このポスト不要論が強まると思うが、それでいいのだろうか。 第1に不審なのは、このニュース、いったい誰が流しているのか、ということだ。これについて新聞やテレビは全く明らかにしていないが、知りうるのは、第1発見をする病院関係者か、通報を受ける警察か児童相談所である。児童相談所はこうした情報の漏洩に非常に神経質な役所であるし、マスコミとの交際もほとんどない。病院も深刻な内部対立でもなければ情報を漏らすことは自殺行為であり、考えにくい。県警察が保護責任者遺棄罪の立件を検討しているというからあやしい。 余談だが、この問題についてインタビューを受けた安倍晋三は適切だった。「私は正確な情報を入手できる立場にないので、何も
最近、よく夢を見る。5年前、2002年5月14日に鈴木宗男疑惑の関連で筆者は東京地方検察庁特別捜査部に逮捕されたが、その日の朝の情景だ。100人を超える報道関係者が、当時、私が借りていた赤坂の木造テラスハウスの前で待っていた。築40年の賃貸住宅であったにもかかわらず、いつのまにか赤坂の豪邸ということになり、「国家公務員がこんな家をもてるはずがない」という追及が国会でなされた。このテラスハウスは国会から徒歩10分のところにあるので足を運べばどのような建物であるかわかる。外務省に照会すれば賃貸住宅であるということも確認できるのにそれをしないで国会で質問する議員がいたことに驚いた。 驚いたことはそれだけでない。ゴミを捨てると、すぐに持ち去っていく者がいる。報道機関の関係者と思われる。さらに、メディアスクラムが強まると郵便受けから手紙が抜き取られ、開封した後の残骸(ざんがい)が玄関前に落ちてい
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