1972年に起こった西山事件を小説にしたもの(3・4巻は未刊)。事実関係を忠実にたどっているので、率直にいって小説としてはあまりおもしろくないが、事件を知らない人には読んでほしい。この事件は、日本がいまだに法治国家になっていない現実を示しているからだ。 沖縄返還に際して、米軍の移転費用の一部を日本側が負担する密約があった。当時の担当局長が密約の存在を認めているのに、外務省はいまだに密約の存在を否定している。司法もこれについて判断しないで「情を通じた」などの取材方法を理由にして、記者を有罪にした。西山太吉氏が国に対して起こした損害賠償訴訟も、最高裁で敗訴した。国家権力の濫用に対する最後の歯止めである司法が機能していないばかりか、行政と結託して国家犯罪を隠蔽するのが、日本という国なのだ。 しかし新たに情報公開訴訟が起こされ、民主党の岡田克也副代表は「政権をとったら沖縄返還に関する情報をすべ
うっかり見出したら思わず浪花節的アジテーションに引き込まれる、たすけて〜〜。要するにカルト集団?のホリエモングループに接触したのがあだになり、虎キチ集団に今回はファンド=現金化で救済された、というのが話みたいだ。さすがタイガース 違)。いろいろ聞いたけれどもインサイダー取引だけが事実としてわかった。あとでいろんなブログを巡回してみよう……。たまにはこの種の問題を時間がとれれば考えてみたい。 稲葉さんが長くこだわっていた本でして、ようやくさきほど読みました。といっても中国と韓国のところは読んでません。日本のところを扱ったところと結論部分が僕にとっては重要だったので。 まずロストウー村上泰亮的開発主義の図式に基本的には忠実な戦後日本の見取り図 「高度成長の三段階論 総中間化 脱工業化 ← この間に関係するのが「高度成長型ナショナリズム」 社会流動化 ←この段階に入ると「個別不安型」ナショナリズ
最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2009年後半 2009/06 日本に帰ってすぐにカンボジアへ。あのお間抜けなクメール・ルージュ裁判は未だに続いている。でも前にも書いたけれど、有罪であることがすでにわかっていて量刑まで決まっているのに裁判をする意義ってなに? 裁判で儲けている連中は「人々に発言の機会を云々」とかいうんだけれど、それは裁判としてやるべきことなの? で、いま裁判にかけられているドッチは、もう自分の先行きがわかっているので言いたい放題で、なかなか面白い。子供の頃に収容されてひどい目にあったという証人がでてきたら「入った子供で生きて出たやつはいない、おまえは嘘つきだ」とやりかえしたり、原告側の弁護士をさんざんバカにしたり。泣いてみせてもい
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