人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 2%のインフレ目標という政策が実現に向かいつつある。では、その効果は? 本当に景気回復が可能になるか? ── 結論を箇条書きで書くと、次のようになる。 ・ 固定値という発想が間違い ・ 2%では低すぎる ・ 投資拡大という発想が間違い ・ 所得増加がなければ逆効果 ・ 所得増加への過程がない ・ スタグフレーションになりかねない ・ 資産インフレになりかねない 以下では順に説明しよう。 ── (1) 固定値という発想が間違い 2%というような固定値を目標とする、という発想が根本的に間違っている。金融政策の基準は、次のことだ。 ・ 景気拡大のためには、金融緩和 ・ 景気縮小のためには、金融緊縮 これだけが基準となる。一方、物価上昇率は、基準とならない。特に、固定された
ロシア・シベリアのノボシビルスク州で、極寒の中でウオツカを飲まされるなどして救出されたゾウ=ロシア内務省ノボシビルスク州総局提供 【モスクワ=西村大輔】ロシア・シベリアのノボシビルスク州で、サーカス団の大型トラックが移動中に火災になり、ゾウ2頭が零下35度の路上に放り出されたものの、ウオツカのお湯割りを飲むなどして九死に一生を得た。インタファクス通信などが伝えた。 報道によると、ポーランドのサーカス団が「ゾウの新年ショー」と銘打った巡業中の13日、ケメロボ州からオムスク市に向かう途中で火災が発生。ゾウの「マグダ」と「ジェニー」はいずれも40歳代の雌で、体重は5トン前後。極寒の中で約40分も路上に立たされ、耳や脚が凍傷になり始めていた。 2頭を寒さをしのげる場所に移し、2ケースのウオツカをお湯で割って飲ませたところ、生気を取り戻した。「まるでジャングルに帰ったように」(関係者)元気よく
ある通信社から、選挙結果について、新政権がどのような方向をとるかについてコメントを求められた。 それについてこんなことを書いた。 大づかみに言うと、いま日本を含めて地球上のすべての人々は「国民国家とグローバル資本主義の利益相反」という前代未聞の状況を前にしている。 国民国家というのは、別に太古から存在したものではない。1648年のウェストファリア条約で基礎づけられた近代の統治システムである。 常備軍と官僚制を備え、領域内の人々は「国籍」というものを持ち、その領域に排他的に帰属しているという意識を持つ(それ以前、例えばカール五世はネーデルランドで生まれて、スペイン王で、神聖ローマ皇帝で、パリに住んでいた)。 国民国家が標準的な政治単位になってそろそろ400年である。賞味期限が切れかけてきたらしく、20世紀末になって脱領域国家的なグローバル資本主義が登場してきた。 ボーダーレスに人・モノ・資本
ニューヨークポストの1面に、喧嘩で線路に突き落とされた男が、地下鉄に轢かれる一瞬前の姿が掲載されたそうです。 NY地下鉄で死ぬ直前の男の写真が撮られたとき、他の乗客は何をしていたか カメラなど出している暇があったら、なぜこの乗客を救出しなかったのか、という非難の声が一斉に上がった。 近くにいた人の一部は電車が近づいてくるのを見て逃げてしまったこと、そして人命を救おうとしなかったばかりか、スマートフォンなどでこの様子を写真やビデオに収めていた人々もいたという。 当のカメラマンだけでなく、周りの人々も携帯やスマートフォンで写真を撮っていて、この男を助けようとしなかったといいます。 似たような事例は日本でも見られますし、世界中どこででもあり得るし、これからも増えていくでしょう。 このことを道徳的に非難するのは誠に尤もですし、個人的にも同意ですが、それよりも、カメラというものの(道徳性という意味で
こんばんは。金曜日に土橋重隆先生のグループの忘年会、そして土曜日は年内最後の骨ストレッチダイエットセミナー、そして忘年会。。。 ともに出版記念を兼ねてのもので、とても楽しく過ごせましたが、同時に「乗り切ったなあ」という思いも。。笑 誤解を怖れずに言えば。。。 人は健康と不健康の間を揺らぎながら歩んでいる存在と言えますが、楽しいことは往々にして不健康の領域です。 だから、日常の中で健康を維持して、その貯金で楽しさ=不健康を味わう。この繰り返しの中で人は、健康でも不健康でもない「バランス=中庸」の世界を知っていくわけです。 ただ、世の中はどちらかに偏ってることが多いですね。 だから、まずは中庸=バランスの意味を再考する。善も悪もともに自分の財産です。現代人は善の世界のあり方(広い意味でのコンディショニング)を忘れてしまっているので、まず善行を積む。そこに食事を改善したり、骨ストレッチのような身
■プレステのコントローラーで指圧できるのか 指でもプレステでもわからない、という話。 背中に指圧を受けると「良い圧」「悪い圧」の区別は明確にわかる。そこで、施術者としてはどうすれば「良い圧」になるのかな、と考える。今回の企画ですくなくとも圧すもの自体の固さは関係ないことが分かった。 よく施術で「肘」を使うと圧がきつくなるというが、実際は肘が固いからきつくなるのではなくて、圧のコントロールがあまくなり力が入りすぎてきつくなるんじゃないだろうか。 ふとした思いつきの企画だけれども、治療が絡むとけっこうまじめにいろいろ考えている。 *** ちなみに一色さんは浪越学園の先輩で、在学中に触診の勉強会を立ち上げている。 白衣が着られないほどの巨体に似合わず、施術は非常に繊細(繊細だからコントローラーでも指と区別がつかないくらいの施術ができるのだと思う)。企画に協力してもらって恐縮です。 ■新宿御苑仙人
先月、読売新聞は社説でTPP(環太平洋連携協定)に関し、『このままでは関税撤廃・引き下げや貿易・投資ルール作りを巡り、日本抜きで交渉が進みかねない。日本がルール作りなどに関与し、意見を反映できるかどうかで、国益が左右されるだろう』と早期参加を強く促した。 再選されたオバマ大統領がTPP推進派であることから日本への圧力がさらに強まることは間違いない。しかし読売新聞はよく内容も分からないTPPについてなぜこれほど熱心なのだろう。実際TPPは、多国籍企業600社のロビイストが密室で交渉しており、一般国民はおろか米議員も交渉内容を知ることはできない。インターネットでのリークが唯一の情報源であり、それによれば過去にアメリカが推進した自由貿易協定をさらに改悪したものである。 9月に行われたリースバーグでのTPP交渉協議で、オバマはTPPを中国への攻撃と位置付けているとした。日本の貿易データをみると、日
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