『The Dark and the Wicked』 『The Dark and the Wicked 』にはジャンプスケア・シーンが各所に出てきますから、普段なら「ああ、でもこれって怖い?」と言うようなホラーファンも十分に満足できると思います。脚本・監督のブライアン・ベルティーノは、全体的に雰囲気やじわじわと忍び寄る恐怖に力を入れており、そういう意味で『赤い影』、『テナント/恐怖を借りた男』、『エイリアン』オリジナル版、『シックス・センス』といった20世紀の名作を彷彿(ほうふつ)とさせる映画です。 冒頭15分がとにかく圧巻です。観客は、平坦な空き地に囲まれ、「ヤギの鳴き声が聞こえてくる納屋付きの田舎の農家」という、物語のコアとなる設定を歩き回り、そのなかで主な登場人物を知ることになります。父親(マイケル・ザグスト)は長年衰弱していました。死の床となるであろうベッドで、酸素吸入を使って呼吸し
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