米カリフォルニア州南部を含め、世界中のさまざまな場所で侵略的外来種として扱われているアメリカザリガニ(Procambarus clarkii)。今回、学術誌「Conservation Biology」に発表された新たな研究によって、アメリカザリガニが人間にとって有害である可能性が明らかになった。ザリガニが増えることで蚊が増え、蚊が媒介する病気のリスクが高まるかもしれない。 【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明 アメリカザリガニの原産地は米国南東部の沼地だ。しかし、現在では、オーストラリアと南極を除くすべての大陸に広がり、生態系を乱し、在来種の脅威となっている。また、人間が感染する寄生虫である肺吸虫の中間宿主でもある。 「アメリカザリガニが穴を掘ることで、土の堰堤などに被害が出ることもあります」と、米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の生物学者エリック・ラーソン氏は話す。さらに
伝染病を媒介し、世界で最も危険な生物とされる蚊。どこに住もうとも、その戦いから逃れるのは難しい。(参考記事:「蚊と人間の終わりなき戦い」) 叩き潰してやろうと手を振り下ろした瞬間、ブーンと逃げ去ってしまう“空飛ぶ針”。いつだって、すんでのところで取り逃がす。人間の血液をたっぷりと詰め込んだ重い体で、どうやったら気づかれることなく飛び立てるのだろうか。有効な対策はないものか。最新の研究で、秘密の一端が明らかになった。 蚊の中には、クリップほどの大きさで体重はわずか2ミリグラムという種がいる。腹いっぱいに血液を吸ったとしても、その重みを感じることはほとんどない。一方、同じように極小のミバエなどの昆虫は、肌にたかられればすぐに気づくことだろう。(参考記事:「【解説】ジカ熱に未知の経路で感染、米国」) 米国カリフォルニア大学バークレー校とオランダのワーヘニンゲン大学の科学者による共同チームは、超ス
文語文法の話 第5回 「終止なり」 その1 松尾捨治郎の功績 体言・連体形につく助動詞「なり」は断定、終止形につく「なり」(以下「終止なり」)は伝聞・推定というのは、高校生でも知っている文法の常識である。しかし、「終止なり」本来の意味は中世以来忘却され、長く詠嘆と誤解されていた。歌人は詠嘆の意味で「終止なり」を使い、近世近代の文法学者も詠嘆だと思っていた。 「終止なり」の正しい意味を世に認識させたのは松尾捨治郎である。松尾が伝聞・推定説を唱えたのは大正時代だが、容易に学界の受け容れるところとはならず、広く是認されるまでに30年以上を要した。 松尾聡は次のように書いている。 「用言及び助動詞の終止形に添う〈なり〉は、江戸時代の学者に詠嘆の意と説かれて以来、今日に至るまでまったく盲目的に信ぜられ続けているが、松尾博士が大正八年八月に國學院雑誌において、古来の用例を見るのに、詠嘆の意をあら
Michael Alexander Kirkwood Halliday (often M. A. K. Halliday; 13 April 1925 – 15 April 2018) was a British linguist who developed the internationally influential systemic functional linguistics (SFL) model of language. His grammatical descriptions go by the name of systemic functional grammar.[1] Halliday described language as a semiotic system, "not in the sense of a system of signs, but a system
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