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ブックマーク / summercontrail.hatenablog.com (11)

  • 現在 - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    なんとなくポエム的に - finalventの日記 過去のいくつかの重大な分岐点(のように見えるけれど、実際には"ああでしかあり得なかった"と思えるもの)を振り返って、現在の自分の在りようというものの不思議さにうたれることがときどきあります。 その不思議さの中で、現在進行形のいくつかの重大な分岐点のようなものに向き合うとき、「今」を私に感じさせるのは、たとえばドラッグストアの店員さんの、職業的なもの以上のちょっとした配慮。たとえば帰り道、家の前で鍵をとりだしたときに感じる夕方のかすかな風。そのときどきの記憶。 「今を生きる」というのは陳腐化した表現だけれど、この私の意識が何かを決断していくのはまさにこの瞬間、この記事の読者がこの文字を読んでいる瞬間。その「今」という瞬間においてしか、現実に働きかけられないし、その行動によって自分を規定していくことはできない。 別に何かを積極的に行なわなけれ

    現在 - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2009/04/07
    "「今」という瞬間においてしか、現実に働きかけられないし、その行動によって自分を規定していくことはできない"
  • 『三コ』が限定復刊されていた! - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    bk1を見ていたら、の通販ストア - 、雑誌の通販ならhontoというページがあった。何気なく見ていくと、『三コ』が! 三コ (日傑作絵シリーズ)posted with amazlet at 09.04.02斎藤 隆介 福音館書店 売り上げランキング: 48004 Amazon.co.jp で詳細を見る 私はネットでsummercontrail(略して左近)と名乗っているが、左近というハンドルからよく連想して思い出し『山コ』で検索しては、(無いなあ)と残念に思っていた。『三コ』だったか。 あらすじは第540夜 【三コ】 絵千夜一夜/ウェブリブログにある。 上記のページに紹介されている『八郎』も、紹介文を読んでみると昔読んだ絵だった。とても懐かしい。 八郎 (日傑作絵シリーズ)posted with amazlet at 09.04.02斎藤 隆介 福音館書店 売り上げランキ

    『三コ』が限定復刊されていた! - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2009/04/03
    絵本
  • google副社長(日本法人社長)の『村上式シンプル英語勉強法』と夏目漱石「現代日本の開化」 - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    数日前に『村上式シンプル英語勉強法』を読んで、英語学習法以外のところが心に残っていた。そこにさっき夏目漱石の講演録「現代日の開化」を読んで、ちょっとつながった気がした。 村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、気で身につけるposted with amazlet at 08.08.30村上 憲郎 ダイヤモンド社 売り上げランキング: 65 Amazon.co.jp で詳細を見る 図書カード:現代日の開化 村上憲郎さんは 確かに、もしかしたら英語でしか国際社会とコミュニケート出来ないのはよくないことかもしれません。しかしその「よくないことだと思う」という主張でさえ、英語で言わなければ伝えられないのが現実なんです。 と英語の学習を強くすすめながらも、139頁では たとえばアメリカで開かれた外国人との会議の席上。そこで日人同士だけど気心は知れてない、面識もないほかの会社の駐在社員と会った

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  • 山口瞳『礼儀作法入門』ほか - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    昨日なんとなく寝る前に読み始めて、結局読み切ってしまった。 礼儀作法入門 (新潮文庫) 作者: 山口瞳出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/03/29メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (35件) を見る マナー集というよりエッセイだろうなと思っていたら、意外とマナーそのものについても書いてあった。でもまあ基的には、とくに現在の私からは、昔の情緒を懐かしむといった関心が主になった。いまやれば反感を買うだろうなという作法もあるし。でも読めてよかった。 男女の別れ方、というような部分はちょっと書名からは想像できないかもしれない。ほぼ男性の視点から、しかも古い時代の感覚で書いてある。結婚前のいちゃいちゃというより、既婚男性と女性の別れるのが前提のような関係についての話だった。このトピックについては山口先生やや腰の引けているような。他の先輩やご同輩の体験

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  • 恋人と別れた後にハードルを下げすぎないためのライフハック - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    全然さっきの記事と話変わりますが。 おにゆりさんが、ぷちコラムで珍しく役に立つお話を書いていらした。周りを見ても、これを知っておけば良かったのにという人いますよね。さあみんなスクランブルだ、ぶくまの用意だ。 深くつきあっていた人と別れた直後は、 自分で意識していなくても、 やたら異性のハードルが下がっていることがよくある。 そのときは大丈夫と思ってても後で冷静になると 『なんであんな男に…』 っていうようなのに簡単に心許してしまう 危ない期間が数ヶ月から1年くらいある。 そこでくだらないのに引っかからないために、 『ちょっと無理めかな?つか絶対無理』 というくらいの男を見つけて、心の恋人として (もしうまくほんとの恋人になればもうけもの) 気持ちのストッパー的役割をさせるとよい。 『この男以上でなきゃ安売りはしねぇぞ』 というボーダーを自分の中に持つことが大切である。 こういうのをライフハ

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  • 自己実現の道具としての他人 - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    最初Twitterで書こうかと思った程度の話。 たま〜に、(あ、この人、対人関係のライフハックを今活用しようとしているな)と感じる人がいる。なんというか、ぜんぜんこちらの話に納得していないしこちらを信用していないのに、懸命に共感しているポーズをとっていたりとか。 ああいうのは、この交渉術を今活用している!このテクニックで成功する!という、人の中に閉じたゲームになっていて、じつは相手(ここでは私)という人格的存在は置き去りにされている。 腹が立つというより、なんかあっけにとられるんだけど、それでは会話の相手の心をつかむ機会は決定的に失われてしまうから、やめた方がいいと思う。 相手と真摯に向き合うというのは、相手の機嫌をとるということではなく、自分の器の広さをアピールするということでもなく、ただ相手と無心に向き合うこと。まじめに、かつユーモアと愛着*1を持って関わること。 と私は思っているん

    自己実現の道具としての他人 - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2008/03/28
    "(あ、この人、対人関係のライフハックを今活用しようとしているな)と感じる人がいる。なんというか、ぜんぜんこちらの話に納得していないしこちらを信用していないのに、懸命に共感しているポーズをとっていたり"
  • 天のマルチタスク機能について、とりとめもなく - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    信仰めいた話になるけど、私は「天は自ら助くる者を助く」とは思わない - finalventの日記 少し補足したほうがいいかもしれない、啓示ということ - finalventの日記 私も、そんな風に思います。 で、そう書くだけなら別にブログで書かなくてもいいのだけど(書いてもいいのだけど)、何を言いたいかというと、たとえば三年寝太郎のこと。 最近ではあまりもうこの昔話というか説話みたいなものは知られていないのかもしれない、いわゆる「ニート」との関係の文脈でも私が見聞きした範囲では見かけたことがないので。 三年寝太郎 - Wikipediaに載っている話は私が知っている話とは違うので、筋にはいろんなパターンがあるんだろうな。 努力をするかどうかで人の価値とか、人格の尊厳なんかが決まるなら、三年寝太郎は寝ているときはだめなやつで、起きて大きな働きをしてからはそれゆえに偉人ということになる。 でも

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  • 身体検査、身体検査って - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    よく新聞で書いてあるけど、大臣を任命する際に(予め)適任かどうか、とりわけ金銭的な面で問題がないか調査しておくのを「身体検査」って呼んでいるんだろうか。違和感があるな。昨日たしかラジオでも言ってた。 「身元調査」の方がまだ近くないか。(身元調査という概念に対する反発があるからかもしれないけど、身体検査は身体検査で徴兵をイメージさせるし、フィジカルな感じが言わんとすることとずれている。) そもそも別に「適格性調査」でいいと思うんだけど。一文字分節約する必要はとくにないと思う、概念を改変してまで。 前に、汚職をした政治家が選挙で再選されたことを根拠に「みそぎ」「みそぎ」と言っていたのを思い出した。もっとも、あれは〈自分が責められている「空気」を「水」に流してもらった、「みんな」という神に許してもらい承認してもらったから何ら問題ない〉という日教的発想の面もあるけど(単に思考停止のための流行語と

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  • リビアで死刑判決を受けていた看護師らが釈放された - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    品安全情報blog リビアのAIDSスキャンダル特集などで知って以来、心配していた。 彼らは1999年から拘留されているが、子ども達のAIDS感染は彼らの到着以前におこっていることなど無実であると考えられている。しかしリビア当局はAIDS専門家モンタニエによる無罪の報告書を廃棄し、リビア人医師による有罪の報告書を採用した。 引用文中の強調は引用者が付した。 (善意で医療支援に行って無実の罪で死刑にされるという話) その後途中経過をクリップしたと思っていたら、クリップしそびれていたみたいだ。 パリ──リビアで400人以上の子どもをエイズウイルス(HIV)に感染させたとして有罪判決を受け、先週終身刑に減刑されたブルガリア人看護師5人とパレスチナ人医師1人が釈放された。既にリビアを出国し、フランス大統領機でブルガリアに向かっている。フランス大統領府が24日発表した。 かげに外交努力があったらし

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  • 映画「ミリオンダラー・ベイビー」はよくできたダメな映画だと思う - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    今日は「スーパーマン・リターンズ」を観た。先日は「ゲド戦記」を観たが、まず重要と思うことから書いていきたい。「ミリオンダラー・ベイビー」を観たのは4月のことだからもう4か月ほど経つ。まとまらないので書ける範囲で書いてしまおうと思う。 映画のあらすじというか結末に触れるので、これからご覧になる方はこの記事をまだ読まない方がいいかもしれない。ただ、私としてはこの映画を観ること自体お勧めできないので、気にせず読み進めてもらいたい。 その日はたしか土曜日だった。ベッドでごろごろしながら『苦悩の存在論』などを読んでいた。 苦悩の存在論―ニヒリズムの根問題 作者: V.フランクル,真行寺功出版社/メーカー: 新泉社発売日: 1998/01/20メディア: 単行購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見る 夜、ふと思い立って「ミリオンダラー・ベイビー」のDVDを借りて観るこ

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  •  ひとからどう思われるか気にしてても仕方がねいよ - 夏のひこうき雲(ブログ移行中)

    いま『帰還―ゲド戦記最後の書』(ISBN:400115529X)を読み終えたところ。言われているほど悪くもない読後感を感じながらサイトを巡回していたところ、「うさたまの 霊長類オンナ科図鑑 ウバガワをかぶる女」という記事を、はてなダイアリー - 都内在住Mさん(♀)の日記 女界の必需品・ウバガワ経由で発見しました。 妬みをかわないよう、自分のまぬけ話で共感を得ようとしなければ = つまり姥皮をかぶらなければ、女性は“女界”から追放されてしまうという話。 自分を高く見せようと取り繕う、という傾向は広く認識されているけれど、「ウバガワ」はそれとは全く正反対のようでありながら、かなり近いところから出てくる心理のような気がする。そして「ウバガワ」のほうが実は深く広く女性の間に根を張っている現象なのでしょうね。 男性同士でも「ウバガワ」のようなことはよくあるだろうし、逆になめられたくないという一心で

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