松野官房長官は、政府が調達した布マスク、いわゆる“アベノマスク”の在庫、約8000万枚に対する配布希望枚数が「約2億8000万枚以上となる見込み」と明らかにした。そもそも“アベノマスク”はどのように誕生し、どのくらいの費用がかかったのか。 ■“アベノマスク”誕生の舞台裏 「1住所当たり2枚ずつ配布することといたします」 2020年4月1日。新型コロナウイルスがまん延し、世間でマスク不足が深刻となる中、当時の安倍首相が発表したのは、布マスク、いわゆる“アベノマスク”の配布だった。安倍氏に近い人によると、安倍氏は家に帰ると、洗剤を使ってマスクを手洗い、時にはアイロンまでかけていたという。布マスクを配ることで、国民が懸念するマスク不足が解消されると安倍氏は考えていた。 この布マスク配布の発案者は、安倍氏側近の佐伯首相秘書官(当時)だった。広報も担当していたことから、国民の声に敏感なアイデアマンと
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