長野市教育委員会は18日、同市松代町の松代城跡近くの長野電鉄旧屋代線跡地で、江戸時代に造られたとみられる「三日月堀」や「外堀」跡などが確認されたと発表した。絵図などの資料で堀などがあることは知られていたが、これまでは線路があったため詳細な位置は分かっていなかった。市教委は「松代城の全体像を正確に把握するための貴重な手掛かり」(文化財課)としている。 城跡南東側一帯は、今秋に同地区で開く「松代藩真田十万石まつり」の臨時駐車場として整備される。使用前に城郭跡の範囲を確認するため、市教委が今月1日から19日までの日程で調査している。 市教委は幅1・5メートルほどの試掘溝を5カ所、計約140メートル掘って調査。松代城には、前身の「海津城」を築城した武田家特有の構造とされる三日月のような形の「三日月堀」が2カ所あるとされてきた。今回確認したのは城跡東側の松代駅ホームすぐ脇。他に、線路があったため
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