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  • 村木厚生労働次官に期待したい雇用規制の転換

    7月2日付で、厚生労働省の事務次官に村木厚子氏が就任した。文書偽造事件で逮捕されて話題になったが、安倍内閣の「女性活用」路線のシンボルとして選ばれたらしい。 しかし女性の雇用をめぐる環境はきびしい。日の女性の労働力率は60%前後で、OECD平均の70%に比べて低いが、特に問題なのは、20歳代後半から30歳代にかけて労働力率が落ちて40代で上がる、いわゆるM字カーブを描いていることだ。次の図のように、結婚・出産・育児等のために労働市場からいったん退出し、育児が落ち着いたあと労働市場に復帰するときにはパートタイマーの仕事しかないため、賃金が低い。 (図)女性の労働力率の「M字型カーブ」(出所:労働政策研究・研修機構) このため、非正社員の半分以上は主婦のパートである。私の友人でも、東大を卒業して電機メーカーで総合職として働いていたのが、夫の転勤でやめると、次の職はスーパーのレジしかない。

    jilpt
    jilpt 2013/07/02
    正論ですな。厚労省には年金維持に加えて、労組(天下り先)への便宜供与という動機もありますね。
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