尾崎弘之・東京工科大学教授 尖閣問題と安保の抑止力 尖閣諸島海域で起きた中国漁船による巡視船衝突事件で、那覇地検は、9月24日、公務執行妨害で逮捕、送検されていた漁船船長を処分保留で釈放することを決定した。 この対応について、元外務官僚で外交評論家の岡本行夫氏は、25日のNHKニュースで、次のように語っている。 「外交問題としての政府の対応が中途半端である。このような事件への対応は、逮捕しても起訴せずに強制送還するか、ルールどおり最後まで送検手続きをするかの何れかしかない。今回は、そのどちらでもない中途半端な対応をして、船長を『凱旋(がいせん)将軍』にしてしまった。悪しき前例になる」。 最近、中国の対外強硬姿勢が目立つが、今回の事件は、普天間基地問題の迷走で、日米安全保障条約の根幹が揺らいでいないかを「テスト」する意味合いもあったのであろう。 レアアース輸出禁止とEV製造規制
三重県桑名市の鋼(こう)構造物設備会社が、台風が進む海域に潜水艦を出動させ、海中の低温水をくみ上げて海面水温を下げることで勢力を弱める構想をまとめ、このほど日本とインドで特許を取得した。海面水温が高いと台風の勢力が維持されることに着目して考え出したという。 この会社は伊勢工業で、06年1月に日本と米国、インドの3カ国で申請、今年7月に日本とインドで認められ、近く米国でも認められる見通しという。 特許は「海水温低下装置」という名称で、潜水艦の両側に長さ20メートル、直径70センチのポンプ付き送水管を8本取り付けたうえで、水深30メートルから低温の海水を海面にくみ上げる仕組みだ。 発案者である同社の北村皓一社長(84)によると、潜水艦1隻当たりの送水能力は毎分480トン。潜水艦20隻を台風の進路に配備すると、1時間で周辺海域5万7600平方メートルで水温を3度程度下げられ、台風の勢力を弱
国際決済銀行(BIS)によると、世界の1日の外国為替取引高が4兆ドルに達している。経済が不安定ななか、先進国の投資家が資産を自国以外に分散させようとしているためだ。 BISが前回調査を行った2007年の3兆3000億ドル(約278兆円)と比べると20%の増加。ただ、増加は続いているものの、伸び率は縮小した。前回調査では、04年の1兆9000億ドルから69%増加していた。 調査は3年に1度、4月に実施している。今回の調査は、欧州債務危機がピークに達した時期の為替市場の状況を映し出している。また、コンピューターによる超高速取引も取引高の増加に貢献した。 ユーロの取引は債務危機で膨らんだ公算が大きい。しかし、継続的な増加は投資の一段のグローバル化の反映だ。日米欧の先進市場が低迷していることを受け、投資家が他市場にリターンを求める過程で外為取引が増えた。 【関連記事】 世界の外為取引高、
「爆笑オンエアバトル」終了後、月3回放送となった後継番組「オンバト+」(NHK総合)(写真:産経新聞) 「エンタの神様」(日本テレビ系)や「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)など、ここ10年ほどブームだった若手芸人による“ネタ見せ”を中心としたレギュラー番組が、今年に入って次々と終了している。若手芸人の登竜門が消えることについて、お笑いの関係者からは「時代はネタよりトーク重視に移っている」「今後は“一発芸人”ではなく、実力ある芸人だけが残るだろう」などの声が聞かれる。(萩原万貴枝) [表で見る]お笑い“ネタ見せ”番組の動向 芸人たちのネタ見せレギュラー番組に“異変”が起きたのは、この春。平成11年にスタートしてブームの先駆けとなったNHK総合の「爆笑オンエアバトル」が3月に終了し、後続の「オンバト+(プラス)」は放送を月3回に縮小。ブームを牽引(けんいん)した「エンタの神様」や、中
M−1グランプリ2010大阪1回戦が13日、大阪市北区のHEPHALLで行われ、平城遷都1300年記念事業の公式マスコット「せんとくん」に思いを寄せる「蓮花ちゃん」が参戦した。 【写真で見る】M−1GPに参戦した「せんとくんの彼女」蓮花ちゃん 蓮花ちゃんは奈良県葛城市のマスコット。お笑い好きのせんとくんに「振り向いてほしい」と挑戦を決意。同市役所で“相方”を探し、出場にいたった。 この日のために練習は3回行い、せんとくんの角を装着した同市の職員と南海キャンディーズを意識したネタを披露したが、結果は1回戦で敗退。意中の彼にアピール出来ずじまいとなった。 【関連記事】 M−1チャンプ勢揃い!お笑いフェス開催 笑い飯ら、M−1グランプリ2010発表 パンクブーブー、M−1優勝効果いまいち? 貧乳・松嶋、巨乳ブラをプロデュース 松ちゃん初NHKコント番組「MHK」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く