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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (44)

  • ガーディアンとオブザーバーがデジタル・ファースト戦略へ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ガーディアン紙と日曜紙オブザーバー(ともにガーディアン・メディア・グループが発行)が、紙媒体の発行による損失が膨らむばかりなので、「デジタル・ファースト」という戦略を実行してゆくことになった。つまるところ、ウェブ=体、紙媒体=その補助という位置づけになるようだ。 「ジャーナリズムUK」とガーディアン紙が報じたところを参考にすると、以下のようになる。 グループの責任者アンドリュー・ミラー氏は、昨年度のグループの営業赤字が約3300万ポンド(現金ベース)に達したと発表した。デジタル・ファースト戦略を実行しないと、今後「3-5年で、現金が底をつく可能性もある」。 ガーディアンの調査によると、読者の半分が紙媒体のガーディアンを朝ではなく夕方に読んでいることが分かった(私もガーディアンを午後読むことが多いーちなみに、英国の日刊紙は特別の表記がない場合、原則、朝刊紙)。そこで、まず、月曜から金曜の紙

    ガーディアンとオブザーバーがデジタル・ファースト戦略へ | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英国の電子書籍購入者は全体から見ると、まだ少ない | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    アマゾン・キンドルを購入してから数ヶ月が経った。ある原稿を書くために必要となった(新刊)が電子書籍のみの販売で(仕方なく)、エイヤっと思ってキンドルを買った。PCにキンドルのソフトをダウンロードしたので、PCでも読めたのだけれども、とりあえず。 その後、ノン・フィクションの新刊を一冊買い、あまり面白くないので読むのをやめた。今は長い小説(紙だと800ページを超える)を楽しんで読んでいる。今日、取材に出かけたときにかばんに入れると、軽くてよく、早めにアポイント場所についてしまったので、続きを読んでいた。紙のだったら、持って歩けなかっただろう。 キンドル版は普通にアマゾンで買うよりもの価格がやや安いこともあって、これからも少しずつ買いそうである。目が疲れにくいというのもうれしい。もちろん、字をでかくできることも。キンドルは自分の英国アマゾンの口座に直結しているので、例えばほかの国のアマゾ

    英国の電子書籍購入者は全体から見ると、まだ少ない | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英ガーディアンとウィキリークス 「メガリーク」報道の舞台裏―「Journalism」4月号より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    このところ、ウィキリークスが入手した外交公電情報で、日に関わる分が報道されだした。 ほかに最近の動きとして、5月11日付のガーディアンによると、米バージニア州で、ウィキリークスに国家機密を漏らしたことに関連して、大陪審が審理を開始したようだ。まずはボストンから召喚された男性が証言をすることになっている。この審理は非公開であるという。ガーディアンによれば、これは最終的にはスパイ罪違反として、ウィキリークスの代表者ジュリアン・アサンジを裁く方向に向かうことを狙っているという。 WikiLeaks: US opens grand jury hearinghttp://www.guardian.co.uk/media/2011/may/11/us-opens-wikileaks-grand-jury-hearing もう1つは、ウィキリークスの元NO2のドイツ人活動家ダニエル・ドムシャイト=ベル

    英ガーディアンとウィキリークス 「メガリーク」報道の舞台裏―「Journalism」4月号より | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 英サンデー・テレグラフに「福島50」の原発事故作業員の声 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    うっかりして、元記事のリンクを入れるのを忘れました! Japan tsunami: Fukushima Fifty, the first interview http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8408863/Japan-tsunami-Fukushima-Fifty-the-first-interview.html 間違いほか、ご指摘くださると幸いです。 **** サンデー・テレグラフで、「福島50」(フクシマ・フィフティー)と名づけられた、福島原発事故の作業に当たる人々(約50人といわれていたことから「フィフティー」と呼ばれた)への取材記事が載っている。顔写真つきで、はっきりと声が出ている。 福島で取材をしたのはアンドリュー・ギリガンとロバート・メンディック記者である。これまで、顔が見えないと言われた作業員たちは、「

    英サンデー・テレグラフに「福島50」の原発事故作業員の声 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ