仙台管区気象台は、十和田湖で27日に地震活動が活発となり、800回以上の地震が発生したが、28日には減ったと発表した。 同気象台は「付近の地殻変動に変化は見られず、火山性微動も観測されず、火山活動に特段の変化はない。噴火の兆候も見られないが、今後も注意深く監視する」としている。 同気象台火山監視・情報センターによると、十和田湖は火山噴火でできたカルデラ湖。27日午前10時頃から、十和田湖のうち、中湖(なかのうみ)付近の深さ4~7キロ・メートルを震源とする地震が増え始め、午後5~7時には1時間あたり100回以上を観測した。周辺住民への聞き取り調査では、体に感じる震度1~2相当の揺れがあった。地震の発生は徐々に落ち着き、28日には1時間あたり1~10回ほどに減った。
著者は1972年からカリフォルニア工科大学教授として世界の地震学を牽引(けんいん)し、数多くの国際的賞を受けた地震学者。 本書は、2011年の東日本大震災をはさんで、彼が日本滞在中に行われた長時間のインタビューをもとに執筆されたものである。 自分の研究歴に沿いながら、プレートテクトニクス、マグニチュード、地震波解析を始めとする地震学の基礎を平易に語りかけてくれる。 2つのプレートの境界のような大きな断層は一様ではなく、強く結合した固着領域(アスペリティ)が不均一に存在する。プレートが沈み込むにつれてここに次第に大きな歪(ひず)みが溜(た)まり、ある限界を超えると同時に多数が破壊され巨大地震となる。プレート境界型地震発生を説明する定性的概念として著者が提唱したこのアスペリティモデルは、1990年代後半から日本を中心として発展したという。 「地震発生過程は多様かつ複雑で、予知が簡単にできるよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く