日経平均は、7000円割れが目の前ですね。企業の業績の下方修正も相次いでいますが、これらの下方修正は、最近の急激な円高・株安の前に予想したものだと思うので、さらに追加の下方修正が入るのではないでしょうか。 厳しい景気後退の中、われらSI業界が、業績回復に向けて、効率的な開発の方向へ舵を取っているかというと残念ながらそうはなっていない(と思う)のが現状です。 これまでは、多少高くても、安心感やブランドにお客様は金を払ってくれた。そんなこともあって、開発の生産性よりは、生産性が多少低くても確実な開発が好まれました。 例えば、プログラムと一対一に対応するようなプログラム設計書は、書くだけ無駄。そんなものより、プログラムを書いたほうがはやいと私は思っています。しかし、汎用機時代から脈々と受け継がれてきた、そして時代にあっていないプログラム設計書が今でも使われているのは、過去にうまくいっていたことを