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ブックマーク / chikawatanabe.com (11)

  • 「成功」は「失敗」の逆ではない

    幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある トルストイのアンナ・カレーニナの出だしである。トルストイ、いいこと言った。 さて、何が言いたいかというと、失敗の逆は成功ではない、ということなのであった。ダメなところを片っ端からつぶしたからといってすごくうまくいくわけではない。 なんでこんなことを思ったかというと、「若者はこういうことをしてはいけない」的ブログを読んで、「ああ、こういうアドバイスって当に役に立たなかったなぁ」と思ったので。「何かをしてはいけない」ことがわかっても、だからといって「なにをしたらいいか」がわかる訳ではないのである。 冒頭のアンナ・カレーニナの一文は、家族のみならず「うまくいくこと」と「失敗」にも当てはまるのではなかろうか。つまり 「成功の形は似ているが、失敗の形はいろいろ」 なのだ。 失敗のパターンは無限にあるが、成功パターンは

    jitsu102
    jitsu102 2012/07/29
    意味があるのは成功体験なのである。
  • CD屋もDVD屋も本屋もなくなった。そしてRasputinだけになった

    東京のホテルに泊まっているのだが、すぐそばに小さなタワーレコードがある。「いつなくなるかなー」と何年も思っているが、全然なくならない。すごいですね。誰が買うんだCD。 シリコンバレーは、もはやCD屋さんというものがなくなって何年もたつ。それまでは、あちこちにTower Recordsがあったが、事業不振で2006年に清算に。そのTower Records店舗のリースをあちこちで引き受けて新規出店、事業拡大してるのがRasputin Musicというチェーンである。中古CD屋さんなり(新品も売ってるみたいですが)。 サイトを見ると、1971年創業とのことなので、実はけっこう老舗ですね。 我が家の近くのTower RecordsがRasputin Musicになった時は結構衝撃を受けた。Rasputin、すごくうさんくさい見た目なので・・・・(名前がうさんくさいだけかもしれないが、ラスプーチン

    jitsu102
    jitsu102 2012/03/13
  • ニュアンスの違い:goとcome, lookとseeとwatch, sorryとthank you

    meetとseeの違いに関するエントリーのコメントでリクエストがあったので。 goとcome 相手の方向に行くのがcome、相手から遠ざかって行くのがgo。 電話しながら「今からそっち行くよ」というのはI’m comingとなります。「はやくここに来て手伝って~」と呼ばれて、「今いくよ」というのもI’m coming。 ちょっと微妙なのが、「パーティーに行くんだけど、一緒に行かない?」と聞くときも I’m going to a party. Do you want to come with me? というようにcomeとなります。「一緒に行く」というときは、たいていcomeになるんじゃないかと思います。(追記:go with meでもOKではある。どっちでも良い、、、って感じです)。Sex and the Cityでも「恋敵が行くパーティーに行くんだけど、どうしよう?」とCarrieが相談

    ニュアンスの違い:goとcome, lookとseeとwatch, sorryとthank you
    jitsu102
    jitsu102 2010/03/07
    sorryではなくthank you
  • StanfordのiPhoneプログラミング授業のビデオ(無料)

    iPhoneアプリがでるやいなや早速iPhoneアプリ開発の授業を提供しはじめたStanford大学。実際にAppleエンジニアがやってきて教えてくれる、という授業なのだが、今日会った学生の子が授業のビデオがオンラインで無料で手に入る、と教えてくれたので以下リンクしておきます。 授業のシラバス:CS193P iPhone Application Programming (レクチャー概要) ビデオ:iTunesのこちらからダウンロード Introducing to Mac OS X and Cocoa Touchというタイトルの1回目から全23回、毎回1時間前後という長大なもの。 先月時点で100万回ダウンロードされているそうなので、既に見たという方もいるかもしれませんが。 ちなみに、私は念仏のように「シリコンバレーで働きたかったら、その王道はアメリカの大学院に行くこと」とブツブツ言い続け

    StanfordのiPhoneプログラミング授業のビデオ(無料)
  • 海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。 1)日はもう立ち直れないと思う。 だから、 2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日

    海外で勉強して働こう
  • リスクをとる

    今、日からシリコンバレーツアー中の鹿児島大学の学生さん向けパネルディスカッションから帰ってきた。「どうやったら日人もリスクをとるようになるのか」という質問があって、これ、よく日の人が言いますね。最近。 「意味のないリスクをとる人は頭がおかしい人。シリコンバレーはリスクをとればリターンも大きいからリスクをとる。日ではリスクをとってもリターンが少ないことが多いからリスクをとらない。人は合理的」というようなことを言ったつもりなのだが、口ではうまく説明できなかったかも。 日は 大企業=ローリスクハイリターン ベンチャー=ハイリスクローリターン よほど、「自分だけは違う」という強い信念がある人以外大企業(とか役所)に行きたくて当たり前。 一方、シリコンバレーのベンチャーは、まぁギャンブル性は高いがそれなりに当たりがコンスタントに出続ける。一方で、大企業でもばんばんレイオフするので、大企業で

    リスクをとる
    jitsu102
    jitsu102 2008/09/28
    日本人はリスクを取らない傾向らしい。。。
  • 19日のセミナー「スタート×キッカケ×ブログ」で話すこと

    19日、土曜の夜、秋葉原である「スタート×キッカケ×ブログ」というセミナーで話しをしますが、こんなことを話そうかな、と思っています。何か「もっとこういうことを話して欲しい」等ご要望がありましたらコメントしてください。 主に「スタート×キッカケ」にフォーカスし、ブログについては全体の流れの中で適宜触れて行く、という感じにしようかな、と思っています。 ということで、題して「きっかけを自ら作り出し、変化を起こすための7つのルール」。 実力発揮の場を作る 「きっかけ」は外からふってくるものが多い。そのためにはなるべく多くの人に自分ができることを知ってもらうのが大事。 「わたしがわたしが」と自己顕示欲でしゃしゃりでるのではなく、他の人に貢献することで評価される。仕事の場でのワークグループ参加、プライベートでオープンソースに参加したりボランティアをしたり、などいろいろな方法がある。 変化体質になる 日

    19日のセミナー「スタート×キッカケ×ブログ」で話すこと
    jitsu102
    jitsu102 2008/05/05
    勉強になります。
  • 何かを好きになるために努力すること

    的に好きになるには努力が必要だ、という話。 「なんとなく、こういうものが好きになりたい」 という方向性はもともとあっても、実際好きになるにはがんばらないと・・・とかいうと偉そうだが、まぁ、単なるヨタ話です。 たとえばうちの母親。 若い頃、デパートの堂で、生まれて初めて「キムチ」をべたそうな。その強烈な匂いと味に、「オエッ」と来て、その日はべられなかったのだが、後になって心残りとなり、 「あれがべられないのは悔しい」 と再度同じ堂に行って、もう一回キムチに挑戦。 「オエッ」 ・・・これを3回繰り返して、ついに 「キムチが大好き」 になったそうである。 うんうん、こういうの、わたしも時々ある。 「これが嫌いなのは悔しい」とか、「これが好きだったらカッコイイなぁー」とか思って挑戦しているうちに好きになるんですな。 たとえば、「ベジマイト」。「オーストラリアの納豆」という誉れ高き

    何かを好きになるために努力すること
    jitsu102
    jitsu102 2007/10/01
    同感です。努力しよう。
  • シリコンバレー(にもある)夏の室内楽祭

    Music@Menloの話し、なのですが、そのまえにiPhone近況報告。「あれがだめだ、これがだめだ」という人たちが山ほどいますが、「んなこたどうでもいいんじゃ」、という感じです。我が家には、「iPhone否定派」のダンナがでーんと鎮座しているので、否定派の気持ちもわかる。ダンナいわく 「自分の電話は、おなじような機能が全部あって、しかもたった100ドル。」 ・・・とかいいながら、電池が切れるまでiPhoneで遊んでいるのはダンナ。「充電しろ」、と偉そう。で、否定派のダンナも感嘆してるのが、iPhoneフォント。びよーんと拡大しても、しゅるしゅる小さくしても、どんなサイズでも超美麗なのがすごいです。これ、こうして文章で読んでも 「それがなにか?」 という感じだと思うが、かなり革命的インターフェースです。我が家では、夫婦の事は新聞・雑誌を読みながら、ということが多いのだが、iPhone

    シリコンバレー(にもある)夏の室内楽祭
    jitsu102
    jitsu102 2007/07/22
    3万5千年後、排気ガスによる地中の鉛。10万年後、二酸化炭素。こんなに影響が残るのか・・・、驚きです。
  • Google自販機

    先週Googleのキャンパスに行ったら、「有料自販機」を発見。 Googleといえば、建材が全てお菓子のヘンゼルとグレーテルの「お菓子の家」のようにべ物があふれていることで有名。社は全品無料で、半径150マイルでとれた材のみを利用。(locally grownというのがアメリカの「正しい事」のキーワードの一つ。遠くから運搬すると、そのために使われる燃料が地球にやさしくないので。)それ以外にも、様々なおやつや飲み物が共有スペースにふんだんに積んであります。 ・・が、しかし、その「おやつや飲み物」の品数が、行く度にだんだん減っています。 持ち帰る人も多く、社員堂以上にコストがかかっている、ということもあるようですが、それと同時に社員がジャンクフードをべまくって不健康、という問題もある模様。 そこで登場したのが、「不健康さで値段が決まる、ジャンクフード専用有料自販機」。 「カロリー」

    Google自販機
    jitsu102
    jitsu102 2007/06/22
    不健康さで値段が決まるジャンクフード専用自販機。Googleらしいアイディア。興味深い。
  • FlickrファウンダーCaterina Fake、Flickrの起源を語る

    IT特化のヒアリング練習ポッドッキャスティング、Listen-ITの新しい回をアップしました。今回はFlickrファウンダーのCaterina Fakeのスピーチから取っています。練習素材は20秒ほどですが、元のスピーチは40分。結構面白い話だったので要旨を書き出しました。web2.0型事業の参考になるんじゃないでしょうか。 ちなみに、Flickrは、もともとMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)だったそうです。知ってました?私は知りませんでした。はい。ゲームの中でユーザー同士がチャットする際にそこに写真をドラッグして共有できるように作ったのがFlickrで、最初はサイトも無かったとのこと。元のゲーム事業で増資できず、「あと一つだけ何かできる」という資金だけしかなくなったとき、元のゲームを続けるか、ゲームをシャットダウンしてFlickr開発にかけるかを、6人の社員で投票して選び、

    FlickrファウンダーCaterina Fake、Flickrの起源を語る
    jitsu102
    jitsu102 2007/05/17
    元々は、MMORPG。サービス開始のタイミングが良かった。
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