さくらインターネットの知名度向上のため、これまでのサービス形態と異なった形でユーザに提供してみようとなったわけです。そこでこれまでの会員IDでの利用形態に加え、会員登録なしで(事前準備なしで)利用可能なサービスとしてクラウドシェルをリリースしようと考えました。 また次のようなさくらインターネット側のニーズもありました。 さくらインターネットは社内でコンテナ技術を用いたサービスを何度か検討していましたが、なかなか正式運用まで至りませんでした。コンテナ技術やこれを利用するK8sといったオーケストレーションシステムの運用知見及び実績を積み、より良いサービス提供を目指したいと考えました。 さくらのクラウドシェル そして、これらのゴールをクラウドシェルで実現しようということになりました。 さくらのクラウドシェル(以降クラウドシェル)は、その名のとおりブラウザで利用可能なシェル環境です。手元の環境に不
![さくらのクラウドシェルにおけるK8s運用事例 | さくらのナレッジ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d9c067f130046bec10b1fb75094927907de26d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fknowledge.sakura.ad.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fknowledge_k8s.png)