バス運転士不足問題はますます国民生活に影響を与えている。さまざまな視点から考察をしているが、本稿では地域路線バスを担う事業者について考えてみたい。あくまでも一方向からのオピニオンなので、本来は多方面からの考察が必要なことはあらかじめお断りしておく。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (写真はすべてイメージで本文とは関係ありません) バス事業者の多くは地方の路線バスを運行していて、その延長線上に高速路線や貸切事業を行っているケースが多い。主に電鉄系と呼ばれる私鉄や地方のバス専業の大手事業社がそれにあたる。 直接的に鉄道会社の傘下でなくても、資本関係があったり、特定の電鉄系事業者から程度の良い中古バスを定期的に供給を受ける地方事業者もあったりと、広い意味で電鉄系と定義しても差し支えないだろう。 一方でバス専業の大手事業者も存在する。これらは独立したバス事業者のように思えるが、曲折を経て
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