毎日利用している路線バスを乗り継いでどこまで行けるのだろうか。今回はなるべくお金を使わず愛知県の知多半島を縦断してみた。本稿では前編としておどろきのコミュニティバスの実態をお届けする。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) スタートは愛知県刈谷市のJR刈谷駅だ。平日なので多くの通勤通学の乗客が行き交っている。橋上駅舎の改札出て地上に降りるとバス停が見えてくる。刈谷駅南口バス停からは刈谷市の公共施設連絡バス、東京駅行きの夜行バス「ドリーム知多号」、そしてこれから乗車する東浦町のコミュニティバス「う・ら・ら」が発着する。 しばらく待っているとブルーの車体のバスがやってきたので、運賃を支払い乗車する。筆者のほかにも数人の乗車があったが、15分ほどでJR
バス運転手専門の求人サイト『バスドライバーnavi(どらなび)』を運営するリッツMCは、2024年5月11日に東京で、同25日に大阪において就職イベント『どらなびEXPO2024春』を開催する。「2024年問題」に立ち向かうイベントで運転手不足解消となるのか。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
日本全国を日夜くまなく走る高速バスは都市間や観光地を結ぶものが多いが、複数の事業者で同じ発着地のダブルトラックやトリプルトラックもある。人気路線は運賃やバスのタイプで差別化を図り運行している。今回は競合する高速路線の一方に乗車したのでレポートする。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 3月のまだ暗い早朝の富山県高岡市。3月16日に敦賀まで延伸開業した北陸新幹線の新高岡駅近くにあるイオンモール高岡にバス停がある。しばらく待っているとバスが何台かやってきて、そのうちの1台が停車した。これが今回乗車する加越能バスの名古屋線である。 ここからは筆者のほかに3名がが乗車した。車内は既に半分ほどの座席が埋まっていて、早朝便であるにもかかわらず需要の高さを示
はとバスは、川崎大師で10年に1度執り行われる大開帳を組み込んだ「川崎大師10年に1度の大開帳特別大護摩祈祷(記念御朱印付き)」コースを2024年5月2日より運行する。 文:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 川崎大師の大開帳は、江戸時代から続く10年に1度の吉例行事だ。本年は、5月1日から31日までの1か月間にわたり大開帳を奉修する。期間中は大本堂前の供養塔にはご本尊厄除弘法大師さまに繋がるお手綱(てづな)が設けられ、お手綱に触れることにより、本尊をより近くに感じ、深くご縁を結ぶことができる大変貴重な機会だ。 また「赤札」が授与されることでも有名で、これは弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀佛 」の六字名号を版にして、川崎大師の貫首(住職)が一体ずつ手刷りされる尊い護
冬の季節は冬眠すると言われている熊だが、昨今は各地で出没が相次いだ。山にエサが少ない等の理由で人間が住む領域に現れるなど大きなニュースになっている。しかし観光地にもクマが、しかも出没ではなくいつでも見れるということで、一体どういうことなのか現地に向かった。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 筆者が降り立ったのは山梨県富士吉田市にある富士山駅である。富士山駅は富士急行線の駅であり、その名の通り富士山を望むことが可能で、ホームや建物屋上の展望デッキに行けば雄大な姿を見ることができる。この日は天気がよく快晴のもと素晴らしい富士山を見ることができた。 駅前のバス乗り場からは、到着した観光客や都心へ戻る人が多く並んでいた。行き先が多く、それだけ各社のバ
西鉄バス北九州は、10月27日(日)までの金曜・土曜・日祝日限定で、小倉駅新幹線口~高速皿倉山ケーブル間の直行バスを運行する。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 北九州市の夜景代表スポットである皿倉山は、「100億ドルの夜景」と呼ばれており、北九州市街地を標高622mの山頂から見下ろす景色は圧巻のスケールを誇る。北九州市民のみならず、国内外から多くが訪れる人気の観光スポットだ。西鉄バス北九州では、直行バスを運行することで皿倉山までのアクセス向上を図りたい考え。 西鉄グループでは、北九州市と2022年5月に包括連携協定を締結し、北九州1-DAYパスや北九わんぱく(1泊)チケットの販売など公共交通の利用促進や観光振興に資する取り組みを進めてきた。当バスの運行を
東京~仙台・福島線では、これまで発着している「仙台駅西口(宮交仙台高速バスセンター前)」に加えて、要望が多かった「仙台駅東口(JRバスのりば)」にも一部の便が乗り入れを開始する。 東北最大のターミナルである仙台駅において、高速バス乗車前や降車後の予定に合わせてバス停を選択でき利便性が向上する。 ■「南相馬バスターミナル」乗り入れ開始 東京~仙台・福島線の「南相馬バスターミナル」は福島県の浜通りエリア、常磐自動車道南相馬IC出入口すぐに位置し、当エリアに「WILLER EXPRESS」として初めて乗り入れを開始する。東京~南相馬間での夜行便は初の運行で、夜間移動ができることにより目的地での時間を有効に活用できる。 これにより観光やビジネス利用で利便性が向上する。また「南相馬バスターミナル」にはパーク&ライド用の無料駐車場があり、南相馬市内や近隣在住者にも便利になる。 ■「西条駅南口」乗り入れ
桜の花見シーズンが近づく中、高速バス「WILLER EXPRESS」が運行する路線の車窓などから眺めることができる桜情報を同社がまとめたので紹介する。同社では「WILLER EXPRESS」の乗務員の声を集め、車窓などから楽しめる穴場桜スポット5つを厳選した。 文:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 成田・新空港料金所から先のエリアに入ると、美しく咲き誇るソメイヨシノが広がる。さらに、美しい桜とともに飛行機の着陸シーンがコラボレーションする光景が見られることがポイントだ。特に15時以降は、飛行機の着陸がピークを迎える時間帯なので、そのタイミングに合わせて訪れると「飛行機×桜」の最高の景色を楽しめるかも。 その日の天候や風向きによって、景色が大きく変わるのでお出かけの際
この切符は名前の通り、伊勢・多気・熊野を結ぶ指定の路線バスと高速バスを何度でも乗車できるフリー乗車券である。ただし実際にそのような1本の路線があるわけではない。伊勢市から多気町にある商業リゾート施設「VISON」(ヴィソン)を結ぶ路線と、VISONから尾鷲・熊野方面へ向かうバスに乗車できるという意味である。 ダイレクトに行けるというわけではないが、沿線には見所も多いのでうまく活用できれば三重県南部の観光に有効なアイテムになるだろう。 ■伊勢市からは高速バスでスタート? まず切符の購入だ。発売箇所は伊勢市駅前、宇治山田駅前、内宮前の3ヶ所の営業所のみで発売する。バス車内では購入できないので注意していただきたい。また伊勢市からスタートするが、伊勢市内を走るどのバスに乗ってもよいというわけではない。 伊勢市から乗車できるのはVISON行きの高速バスのみであることに注意したい。VISON行き高速バ
北陸新幹線の敦賀延伸開業の模様や、その賑わいについては既報の通りだが、新幹線として開業した駅と接続する路線バスの関係について取材したのでレポートする。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 北陸新幹線が敦賀まで延伸開業し、新たに6つの駅が誕生した。東京から向かうと金沢を出て小松駅、加賀温泉駅、福井駅、芦原温泉駅、越前たけふ駅、そして敦賀駅。それぞれ温泉という名が付いていれば温泉街をイメージし、福井駅は駅前の恐竜モニュメントが有名だが、越前たけふ駅というと一体どんなものをイメージするだろうか。越前たけふ駅を紹介したい。 筆者が降り立ったのは開業日の3月16日。敦賀駅からわずか12分だ。朝から開業記念イベントが開催されており、駅前はとても多くの人で賑
毎年恒例の鉄道やバスのダイヤ改正の季節がやってきた。今年のダイヤ改正で注目なのは、やはり北陸新幹線の敦賀延伸だろう。テレビや新聞などのニュースでその賑わいが大々的に報じられたが、敦賀延伸開業直前の様子を沿線のバス事情を含めてレポートする。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) ダイヤ改正、つまり敦賀延伸開業の前日に筆者は名古屋駅から特急しらざぎ号に乗車して北陸を目指すことにした。ダイヤ改正を翌日に控え、しらさぎ1号は7時50分発と早い時間ではあるが、ホームは乗車する人や撮影をする人で混雑し始めていた。金沢行きという表示もこれで見納めである。 定刻に出発した列車は一路北陸を目指して順調に走行していく。米原で進行方向が変わるため座席の回転を行う景色も
JRダイヤ改正で最大の話題でもある北陸新幹線の敦賀延伸。前回は延伸開業前日の様子をお届けしたが、今回はダイヤ改正当日の沿線区間の様子と、バスマガジンらしく周辺のバスの話題をお届けする。 文/写真:東出真 編集:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 北陸新幹線が敦賀まで延伸開業した3月16日。金沢駅から取材をスタートした。時間は午前7時を過ぎており、既に金沢からの一番列車、そして敦賀からの一番列車も到着しており、コンコースは早速乗車を済ませた乗客や関係者などで賑わっていた。 駅構内や切符売場などの表示や案内板もダイヤ改正に合わせて、三セク移行されたものに切り替わっており、昨日までJR線と書かれていところは「IRいしかわ鉄道」と表示されていた。金沢からだと津幡から先、七尾方
円安の恩恵で外国人観光客が日本に押し寄せる中で、各地でオーバーツーリズムによる観光公害の問題も同時に話題に上がっている。特にバスが担いきれない現状について考察する。 文:古川智規(バスマガジン編集部) 写真:東出真 (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 外国人観光客が日本に押し寄せること自体は歓迎すべきことであり、日本国民が不況の最中で消費が伸びない分を外国人観光客が消費してくれている。一部の不心得な外国人観光客が騒動を起こすこともあるが、数からすればごく一部であり、治安悪化というレベルではない。 中には不法滞在を続けたり、問題になっている白タク行為で摘発されたりと、触法外国人は確かに存在するが、このようなケースは法により対処されるべき問題でろう。多数が純粋に日本に魅力を持って来てくれたお客様には違い
【今月のバス占い付き】『西鉄バス 福岡市内1日フリー乗車券』が約8割引の300円だと? これは乗るでしょ! 西日本鉄道は2024年4月7日(日)まで『西鉄バス 福岡市内1日フリー乗車券』を300円で販売する。理屈抜きに乗りまくるしかない大盤振る舞いを紹介する。また巻末に「バス占い」を掲載するのでバスファンでなくても心の潤滑剤としてお楽しみいただきたい。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 西鉄が考える「新生活応援キャンペーン」は、福岡で新生活を始める人に西鉄バスを利用してもらい、福岡市内の交通利便性を感じてもらうことが目的。スマホアプリ「my route」で提供する1日乗車券を使い倒したい。 新生活応援キャンペーンで提供するのは、期間限定で「my route
最近はバス運転士不足問題で、バスの運転体験会を実施する事業者が出始めてきた。免許を持っている人はともかく、普通免許しか持たない方にとってはハードルが高いように見えるが、はたしてどうなのか。「バスを運転する」ことという点に注目してみてみよう。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください) 現在の運転免許保有者で普通免許の場合、AT限定を取得している人が大半のようだ。大型免許にはまだAT限定はないので、実際の車両がどうであろうが限定なしのいわゆるマニュアル免許を取得する必要がある。 普通免許でAT限定の方は車両が大型かどうかよりも、マニュアル車というのが第一のハードルではないだろうか。実際の免許取得は、まずはATの限定を解除してから大型二種を取得する手順を踏む。その途中で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く