システムインテグレーター大手のNTTデータは、今年度の全新入社員(約380人)に対し、LEGO社の「教育版レゴ マインドストーム EV3」を利用して開発したアフレルの研修、「システム開発・実践シリーズ」をカスタマイズのうえ実施した。その背景にあるのは、NTTデータの社員教育を改革するという狙いだ。本稿では同社の人事部 人事担当 人財開発グループ 課長代理 清水直幸氏へのインタビューをお届けする。 レゴのロボットによる新入社員研修 「教育版レゴ マインドストーム EV3」(以下、マインドストーム)は、LEGO社が開発した教育用のロボット作成キットである。子ども時代におなじみだったブロックに加え、CPUやモーター、タイヤ、通信機能、そしてセンサー類がそろっている。プログラミング言語の知識がなくとも、GUIの開発環境で手軽にプログラムを組むことが可能だ。全世界60カ国で200万台以上を売り上げて
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