1. 知的財産権(知的所有権)について 「知的財産権」とは,知的な創作活動によって何かを創り出した人に対して,「他人に無断で利用されない」といった権利を付与する制度であり,これには以下のようなものが含まれます。なお,同じものを意味する用語として,「知的所有権」 や「無体財産権」 という用語が使われることもあります。 近年、知的財産権の対象は拡大される傾向にあり、今後、上記以外にも様々なものが権利の対象となる可能性があります。 なお、これらの権利のうち著作権以外のものは、権利を取得するために「申請」「登録」などの手続きが必要ですが、著作権は、こうした手続きを一切必要とせず、著作物が創られた時点で、「自動的」に付与されるという特徴があります。これを「無方式主義」といいます。 近年、知的財産権の対象は拡大される傾向にあり、今後、上記以外にも様々なも