ペプチド合成/縮合剤/保護アミノ酸/副反応制御/細胞接着モチーフ/細胞膜透過性/iPS細胞/培養/分化・再生誘導/再生医療/3次元組織/生体適合性/コーティング/環状ペプチド/DDS/バイオ医薬品/診断/イメージング/計測デバイス ヒトには遺伝子の数に対応して数万種類のタンパク質が存在する。タンパク質はフォールディングして特異的な立体構造を形成し、多彩な生命現象を担う。ペプチドはそのタンパク質の小分子(断片)であると考えられる。もともとはタンパク質からその生理活性部位など必要な配列部分を抜き出したり、模倣して目的とするペプチドを得る手法を用いてきたが、逆に、アミノ酸からボトムアップすれば20 n 個(n はアミノ酸の残基数)種類の配列を作り出すことができる。つまりペプチド科学(配列)は無限の可能性を有している分野なのだ。 ペプチドの研究と言えば、かつてそのほとんどは薬学系を中心とした創薬お