2011年11月2日のブックマーク (3件)

  • 「ミュージッキング 音楽は〈行為〉である」書評 存在を祝福し、肯定する音楽|好書好日

    ミュージッキング 音楽は〈行為〉である [著]クリストファー・スモール “音楽というモノ”は存在しない。著者は断言する。あるのはミュージッキングなのだと。それは作曲家や演奏家の専有物ではない。リスナーも、ダンサーも、ローディーも、チケットのもぎりも、およそ音楽に関わるすべての人々は、ミュージッキングに参加している。 そう考えることで、音楽は一方的な鑑賞の対象であることをやめ、あらゆる“関係性”に開かれたパフォーマンスとなる。この視点から、とあるシンフォニー・コンサートの成立過程が詳しく検討される。そこで何が起こっているのか。 ミュージッキングとは関係することだ、と著者は言う。それは「関係を探求し、確認し、祝う」ことなのだ。 音楽の精神分析が難しいのはなぜか。ようやくその謎が解けた。分析において重要なのは「否定」や「否認」だ。しかし音楽には「否定」がない。そこにあるのは祝うこと、すなわち存在

    「ミュージッキング 音楽は〈行為〉である」書評 存在を祝福し、肯定する音楽|好書好日
  • 佐藤栄作内閣期の角栄|好書好日

    これまで十分に検討されてこなかった佐藤栄作内閣期の田中角栄の動きを追った。浮かび上がってきたのは、高度成長で生じた政策課題に様々なシンボルを打ち出し、新しい政治家として自らを演出する姿だ。 土地・住宅問題については「公益優先の土地利用」を記した都市政策大綱を作ったが、実態は自民党不動産業界の結びつきを強めるものだった。農政については「農村工業化」で農業の近代化を進めるとしたが、農村の新たな利益保護策となった。通産相になると「工業再配置政策」を推進したが、業界団体との衝突を避けたため「列島改造」は徹底されず、利益誘導だけが肥大化していく。77年生まれの政治学者の分析はあくまでクールだ。 ◇ 有志舎・2520円

    佐藤栄作内閣期の角栄|好書好日
  • みんなで作るソーシャルジュークボックス「Music Surf」 | ライフハッカー・ジャパン

    ブラウザベースの、シンプルなミュージックプレーヤーをお探しの方に。 「Music Surf」は、YouTubeの動画から指定のミュージシャンの楽曲を検索するだけでなく、現在再生中の曲に似ている曲を次々と聞いたり、逆に似ていない曲をランダムに聞いたりできる、ソーシャルジュークボックスサービスです。 簡単な使用の手順は以下にて。 操作方法もいたってシンプル。画面上部のジャンルを選択し、表示されるアーティストをクリックしたり、検索ボックスからアーティスト名を検索して、表示されるアーティストをクリックします。 すると、下段中央にYouTube動画が表示。動画の下には、再生中のアーティストに似た曲と、同じアーティストの別の曲を探すボタンが表示されます。これを押すと、 みんなのレコメンドなどを元に、似ている曲などを再生してくれます。ジャンルに合っているか、前回再生した曲に似ているかを投票してあげると、

    みんなで作るソーシャルジュークボックス「Music Surf」 | ライフハッカー・ジャパン