【W杯詳細分析・日本−コロンビア】データで浮き彫りになるザックジャパンの敗因 「自分たちのサッカー」に縛られた日本とペナルティエリア内で勝負できなかったエース本田 ワールドカップ(W杯)1次リーグ第2戦で日本はギリシャ相手に引き分け、首の皮一枚で決勝トーナメント進出の可能性を残した。迎えた最終戦のコロンビア戦。ザッケローニ監督は山口に代えて青山を今大会初先発させ、香川を本来の左サイドハーフ、大久保をワントップで起用した。 対するコロンビアはすでに決勝トーナメント進出を決めているため、第2戦のコートジボワール戦からメンバーを8人も入れ替えた。同じメンバーはGKオスピナ、左サイドバックのアルメロ、右サイドでプレーするクアドラドの3人だけだった。 この最終戦を迎える前から今回の日本は2006年のドイツワールドカップ(W杯)を彷彿させるとする声も聞かれたが、終わってみれば、当時の日本が最終戦の