2006年10月にはボーダフォンからソフトバンクへブランド名の変更。そしてMNP(Mobile Number Portability)の開始。それ以降、持ち帰り料金無料の割賦販売を開始したり、インセンティブが廃止になったりと、かつてない激動の時代を経験した携帯電話業界。 加入契約数は2007年に1億台を突破し、純増数が頭打ちになりそうな中、各キャリアは端末を競うように大量投入し、以前にも増して注目を集めてきている。このような中、販売店はどのような対応をし、ユーザーの動向はどのように変わってきたのだろうか。 10年に渡り、携帯電話売り場を担当するヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店 マネージャの岩間 進氏に話を聞いた。 ──お客さんの携帯電話の選び方は、最近どのような傾向があるのでしょうか。 端末の魅力で買われる方はすごく多くなりましたね。ただし、新製品が登場する時期と、ひと段落してい