幻冬舎新書から、「会社は2年で辞めていい」が出た。12月2日の日本経済新聞や12月4日の朝日新聞に広告を載せて貰ったので、ご覧になった方もいらっしゃるかも知れない。 今回は若者向けを意識して書いた。前書きにもあるとおり、就職を前にした大学生から30代前半くらいまでの会社員が主な想定読者層だ。もちろん、10代が世間を知るために読んでくれてもいいし、50代の管理職が部下の扱いを考えるために読んでくれてもいいし、あるいは、もっと高齢の方が子供や孫に読ませる目的で買って下さって、ついでに自分でも読んでみるというような読者も嬉しい。しかし、読者の視点の置き所を具体的にする方が分かりやすいだろうと思い、読者の想定年齢を絞り込んだ。 ざっと読み返すと、当たり前で実用的なことを書いていると思う。「これは役に立つではないか!」と自分でも少し思うわけだ。 しかし、そもそも大卒で、まずまずの会社に就職できるよう