東京選挙区(改選数5)のみんな新顔の松田公太氏(41)の事務所では、当選確実が伝えられると「コウタ、コウタ」というコールがわき起こった。松田氏は「景気を回復させたい。規制緩和や法人税率の引き下げなどを実施し、日本企業が国際的に戦えるようにしたい」と話した。 今回の選挙では、タリーズコーヒージャパンを創業し、一大チェーンに育てた経歴を前面に打ち出した。街頭演説では「消費増税は景気に壊滅的な打撃を与える」と民主政権との対立軸を明示。若者の政治参加も訴え、渋谷など繁華街での演説を重視して支持を広げた。