5月28日、安倍総理大臣の通算の在任期間が1981日となり、小泉元総理大臣を抜いて戦後歴代3位となりました。再び政権のトップの座についてからの4年5か月、安倍総理大臣は国政のかじ取り役として、日本の行く末を左右する決断を重ねてきました。こうした決断にあたって、安倍総理大臣は誰に意見を求め、方針を決定するのか。安倍首相の一挙手一投足を追う若手記者が連日作成する首相の動静メモを手ががりに、政治部官邸クラブの古垣弘人記者、奥住憲史記者、清水大志記者が分析しました。 新聞の「安倍首相の一日」「首相動静」などという記事を目にしたことがあるでしょうか?。各紙の政治面などの片隅に必ず掲載されていて、総理大臣がどこで誰と会ったのかを分単位で紹介しています。 NHKでは、ニュースなどで安倍首相の詳細な動静を報じることはありませんが、「総理番」と呼ばれる、総理大臣を担当する若手の政治部記者が、1日の取材をも