【9月27日 AFP】中国・河南省(Henan)鄭州(Zhengzhou)市に14億円超を投じて建設された12階建ての大学施設が巨大なトイレのようだと、インターネット上で嘲笑の的となっている。 中国はここ数年、建築家たちの実験場といった観を呈し、変わったデザインの建築物が乱立しているが、華北水利水電大学(North China University of Water Resources and Electric Power)もそうした建築物の一つ。楕円(だえん)形の別館が便器、長方形の建物がトイレのタンクに似ていることから、インターネット上では「トイレビル」という非公式の呼び名で物笑いの種となっている。 この建物は昨年完成。共産党系の地元紙である河南日報(Henan Daily)によると、新規事業立ち上げを目指す卒業生のために建てられ、地元政府が8600万元(約14億6000万円)を支出し