「運というものは誰にでもどこにでも流れている。その運を掴み損ねないか、掴み損ねるか。僕は運を掴み損ねたくないから、監督としてできる限りのことをやろうと思っているんです。もちろん、運を掴めるかどうかなんて分かりませんよ。でも、やらない限りは運なんて掴めない。最高の準備をしなかったら掴めない。運というものは、何もしないで勝手に来るものではないと僕は思っていますから」 南アフリカW杯でベスト16に躍進した岡田ジャパンの戦いが終わってから、初めて岡田武史“前監督”にインタビューする機会があった。南アフリカの地では感情をあまり表に出さなかったものの、日本代表監督の重圧から解かれた今は普段の「岡田武史」に戻っていた。 聞きたかった話をストレートにぶつけると、岡田からはストレートな答えが返ってきた。 話は、従来のパスサッカーに修正を加えて守備に力点を置くサッカーに切り替えた決断の理由から始まった。 韓国
![岡田武史がW杯直前の暗闘を激白!あの「突然の戦術変更」までの苦悩。(二宮寿朗)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/798022fbaafa2f6952658fe6f59d41fda5333e3b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F9%2F-%2Fimg_29e4b1b961624d9c96c21a3c94a39307239695.jpg)