欧米G1・4勝の強豪が、日本馬の前に立ちはだかる。今週は競馬の祭典「第29回ジャパンC」が東京競馬場に舞台を移して行われる。主役候補を検証する「1頭両断」は英国から参戦のコンデュイットをクローズアップした。 外国馬が毎年のようにタイトルを持ち帰ったのは、もう過去の話。近年は完全に日本馬優勢となったジャパンCだが、今年は久々に超の付く大物が来日した。英国馬コンデュイット。7月に欧州G1最高峰のキングジョージを制覇。さらには、今月7日に行われた米競馬の祭典・ブリーダーズCターフを昨年に続いて連覇しており、まさにワールドクラスの実力馬だ。 BCターフ優勝後に、いったん英国へ帰国し、19日に日本に到着。競馬学校(千葉・白井)の国際厩舎で検疫を受けながら、ダートコースで調整されている。23日はゲート試験を一発でパス。軽快なキャンターは、手綱を緩めればすぐにトップギアに入りそうな勢いだ。「来日後も体調