過去編までは面白かったけど、渋谷事変からアシスタントなど制作体制が変わったのか一気に絵が雑になって、また冨樫義博が描いてるのかと思うぐらい絵柄も一転ハンターハンター風に。最新18巻の表紙なんて池上遼一が描いてるみたいだぞ。もうこれ芥見先生は渋谷事変からペン入れすらしてないんじゃないかと思える。連載途中に悪い意味でここまで絵柄が変わった作者としてノミネートしたいぐらい。で、内容的にも呪術勝負とかもハンターハンターみたいに作者の独りよがりな展開が多く、そのあたりも割と雑になった。折角個性的なキャラがいたのに雑に死んでいくところ、作者の理解不能なポエム理論で決着つくところはブリーチやジョジョっぽいが、全体的には劣化版ハンターハンター。渋谷事変と禅院家壊滅まではなんとか読めたけど、死滅回遊からはあまりにもつまんなさ過ぎてもう読むのやめようと思う。