タグ

東北に関するjou_takeshiのブックマーク (4)

  • 宮沢賢治 なめとこ山の熊

    なめとこ山の熊(くま)のことならおもしろい。なめとこ山は大きな山だ。淵沢(ふちざわ)川はなめとこ山から出て来る。なめとこ山は一年のうち大ていの日はつめたい霧か雲かを吸ったり吐いたりしている。まわりもみんな青黒いなまこや海坊主のような山だ。山のなかごろに大きな洞穴(ほらあな)ががらんとあいている。そこから淵沢川がいきなり三百尺ぐらいの滝になってひのきやいたやのしげみの中をごうと落ちて来る。 中山街道はこのごろは誰(たれ)も歩かないから蕗(ふき)やいたどりがいっぱいに生えたり牛が遁(に)げて登らないように柵(さく)をみちにたてたりしているけれどもそこをがさがさ三里ばかり行くと向うの方で風が山の頂を通っているような音がする。気をつけてそっちを見ると何だかわけのわからない白い細長いものが山をうごいて落ちてけむりを立てているのがわかる。それがなめとこ山の大空滝だ。そして昔はそのへんには熊がごちゃごち

  • 縄文人と蝦夷とアイヌの深―い関係:イザ!

  • 1413 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    続縄文文化と擦文文化。 狩猟と採集と漁労と稲作。 道奥国から陸奥へ。 辺境、蝦夷、エミシ、夷俘、俘囚。 東北38年戦争。 その、まつろわぬ者たちの物語。 古代東北に流れる歴史とは、いったい何なのか。 なぜ日を治める者が 東北を制する征夷大将軍なのか。 もうしばらく、東北を語ってみたい。 ウサマ・ビンラディンがアメリカ軍によって爆殺された。イスラマバード郊外の隠れ家が襲われたという。まだ何も詳細が伝わっていないけれど、これでアルカイダが壊滅するとは思えない。何人・何百人・何千人のビンラディンが密かに継承されていくだろう。 それはそれ、このところのぼくは頻りに東北を思っている。陸奥を想い、日を惟(おも)い、母国を念(おも)う。その歴史と現在をあれこれ胸中に感じている日々が続いている。どうしたら自分がそのような思念や思惟を継続できるのか、深められるのか、あるいは囚われた思考から脱することがで

    1413 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
  • 1418 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    の深層 縄文・蝦夷文化を探る 梅原猛 集英社文庫 1983・集英社文庫 1994 編集:三原嘉幸(佼成出版社) 装幀:菊地信義 このは梅原猛の数ある著作を画期する一冊で、 かつ、いまこそ読まれるべき「日=東北」の深層を あざやかに解く一冊である。 ここには、石巻や仙台に隠された生をうけた梅原の、 東北に寄せる深くて熱いまなざしが生きている。 縄文と蝦夷、アイヌと日人、仏教と修験道、 柳田国男の目、啄木の詩、賢治の心、 さらには太宰や徳一を通して、 大胆な梅原日学の入口が次々に示される。 梅原猛の母上は石巻の渡波(わたのは)の人である。石川千代という。父上の梅原半二は愛知の知多郡内海の出身だが、東北大学の工学部に学んで、そのときに石川千代と出会い、梅原猛を仙台で生んだ。 けれども両親ともその直後に結核に罹ってしまい、父は辛うじて治ったのだが、母上は悪化したまま1年半もたたずに亡く

    1418 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    jou_takeshi
    jou_takeshi 2011/11/30
    こういうのを読むと、東北があんなことになってしまったことが残念でならない。いつかちゃんと旅したいものだ。
  • 1