宇宙から写真を撮ったりツイートをしたりできる小型の人工衛星を打ち上げて、一般人でも出資金額に応じて宇宙空間にある人工衛星を利用できるようにする、というプロジェクトが「SkyCube」です。 SkyCube: The First Satellite Launched by You! by Tim DeBenedictis — Kickstarter 左に座っている男性がこのプロジェクトを始めたTim DeBenedictisさん。 彼が手にしている約10センチ四方の物体が人工衛星「SkyCube」の実物。 内部構造のイラストはこんな感じ。 iPhone 4と比べると人工衛星としてはかなり小型であることがわかります。 本体右下に見える黒い突起が撮影用のカメラ。 写真上部に写っている銀色のバルーンを広げることで地上から目視可能になります。また、バルーンを展開してから約3週間で人工衛星は軌道を外れ
月面と地球を結ぶ「軌道エレベーター(宇宙エレベーター)」を作るプロジェクトを行っているLiftPort Groupが米国のクラウドファンディング支援サイト「Kickstarter」で出資を募っています。 以下がLiftPort GroupのMichael Laine社長。一見するとスペースサイエンスに携わる人っぽくは見えませんが、本人によると既に11年も軌道エレベーターのプロジェクトを主導してきた実績があるとのこと。なお、当初はNASA傘下の団体で実験を行い、その後は私企業として活動を続けているそうです。 また、かつては「Newsweek」の特集記事にも登場していましたが2007年にプロジェクトが閉鎖されてしまい、今回、再起復活をかけてKickstarterで資金集めを行っているというわけ。 現在のプロジェクトメンバーは以下の通り。 実験に使用されたバルーン。 バルーンは地上にあるアンカー
自分たちで作った月面車をホンモノの月面上で走らせたい、ということでタブレットやスマートフォンで遠隔操作できる月面車をパートタイム・サイエンティストたちが実際に作ってしまったのが「RRE(Remote Rover Experiment)」と呼ばれるプロジェクトです。 RRE: Remote Rover Experiment by Robert Boehme — Kickstarter 月面は気温がセ氏200度まで上昇し、細かい砂で覆われているため、月面車はハードウェアの悪化に耐える必要があり、また月での1日は地球上での14、15日に相当するため、できるだけ効率的なバッテリーも必須です。ということで、RREプロジェクトによって作られた遠隔操作を可能にする月面車「Asimov R3A」がテストされている様子を映したムービーは以下から。 こちらがプロジェクト・リーダーのRobert Boehmeさ
月面の奇跡...アメリカ国旗は健在、ただし全部真っ白です。2012.08.06 20:0061,798 「月面着陸時に立てられたアメリカ国旗は、まだあるのか?」 長年の謎がついに解けました。NASAの調査によると、月面に立てられたアメリカ国旗(星条旗)は「6本中、1本を除いてすべて存在」していることが明らかになったそうです。 もし問題があるとすれば、旗がすっかり退色して、もはやアメリカ国旗ではなくただの白い旗になっていることかもしれませんね。でもそれも長い年月があればこその話で、すっかり色あせたナイロン生地に当時のデザインを想い重ねられるのは、むしろ感慨深いことかもしれません。 月面に国旗が残っているか否かの論争は、アメリカ国内で何十年と続いてきました。しかし技術者や歴史家の専門知識をもってしても、決定的な答えは導き出せなかったそうです。1969年当時、1枚5.5ドル(2012年では33ド
本物のスペースシャトルやアポロ宇宙船を間近に見たことがない人でも、Googleの「Street View」によってリアルな雰囲気を味わえるようになった。 検索大手のGoogleは、フロリダ州にあるケネディ宇宙センターの設立50年周年を記念して、全体を見渡せるインタラクティブなStreet View写真を公開した。10枚のオンライン写真のそれぞれが、宇宙技術、装置、ロケーションに関するさまざまな部分にフォーカスしている。 ある写真は、スペースシャトル「アトランティス」の船首から船尾までをくまなく表示する。別の写真は、アポロ14号の司令船に焦点を当てている。また、実際の発射台の最上部まで移動できる写真もある。 すべてのStreet View写真と同様に、ケネディ宇宙センターの写真もインタラクティブな操作が可能だ。ズームインとズームアウト、水平移動と垂直移動、前後方向の移動によって、さまざまな体
もし、月と同じ距離に火星や木星、地球などの太陽系の他の惑星があった場合、どのように見えるのでしょうか?そんな素朴な疑問を解決してくれる動画の紹介です。実際にあったらその惑星の引力に地球が飲み込まれてしまうとは思うのですが、SFの映画っぽい光景に非常にわくわくしてしまいます。 地球と月の距離は約38万4400キロメートルと言われています。以下比較。 1. 月。半径:1737キロメートル 2. 火星。半径:3396キロメートル 3. 地球。半径:6371キロメートル 4. 海王星。半径:2万4764キロメートル 5. 木星。半径:7万1492キロメートル ちなみに、太陽の半径は約70万キロメートルのため、月と同じ距離に太陽があった場合完全に飲み込まれてしまいますね。 動画はこちらから Amazing video: Planets viewed from Earth as if they wer
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く