敗戦直前から、日本国内では昭和天皇の退位論が提起され始めていた。元首相の近衛文麿らは、天皇には法的・政治的責任はなくても、敗戦に伴う道徳的責任が存在すると考えた。もし昭和天皇がこのまま在位し続ければ人々の中にわだかまりが残る。そこで、天皇制を維持するために天皇は退位すべきだと主張したのである。 こうした道徳的な戦争責任を伴う昭和天皇の退位論は一定の広がりを有していた。敗戦直後は高松宮や三笠宮、東久邇宮などの皇族などからも退位論が主張されており、影響力を持っていた。 しかし政府や占領軍は退位を否定した。退位が天皇の戦争責任を認め、戦犯裁判へと繋がり、天皇制廃止に繋がる危険性があったからである。それゆえ、戦後新しく制定された皇室典範にも退位に関する規定は盛り込まれなかった。とはいえ、占領期にはその後も、天皇の道徳的責任を追及した退位論がたびたび提起されていった。 天皇制の「若返り」を求めて起き
腕立て伏せを40回以上続けてできない40歳代の男性は、これからトレーニングを始めた方が良いかもしれない。米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院環境衛生学教授のStefanos Kales氏らによる研究で、健康な中年男性では、腕立て伏せをできる回数が心臓の健康状態の指標となり得ることが分かった。研究の詳細は「JAMA Network Open」2月15日オンライン版に発表された。 Kales氏らは今回、身体活動レベルの高い18歳以上の男性消防士1104人を対象に、心臓の健康状態を2000年から10年間にわたって後ろ向きに追跡した。対象者の研究開始時における平均年齢は39.6歳で、平均BMIは28.7と過体重レベルだった。 この記事は有料記事です。 残り1127文字(全文1444文字)
わざと負ける職員 皇族をお迎えする知見に長けている学習院には、ご学友たるに相応しい家柄の子息も多いのだが、お子さま方の自主性を重んじてこられた秋篠宮さまが、 「最終的にはお茶の水の『自主自律』という校風を気に入られ、悠仁さまのご入学に至ったわけです。ところが、眞子さまの結婚問題でも露呈してしまった通り、そうした自主性重視の方針は、必ずしも皇室には馴染まないのではないか。そんな見方が、現在は大勢を占めているのです」(同) 放課後、悠仁さまが宮邸に帰宅なさると、ご学友の代わりに職員が遊び相手になるといい、 「トランプなどカードゲームのお相手を務めるのですが、悠仁さまは負けると途端にご機嫌を損ねられ、感情を露わになさいます。そのため職員は、わざと負けて差し上げることもあるというのです」(同) 11月のお誕生日会見で、 〈(悠仁さまの)成長をどのように感じていらっしゃいますでしょうか〉 と問われた
あと、1か月で平成が終わろうとしている。 この30年を振り返り、新しい時代を考える報道が続いているが、それでは、昭和が終わるときはどうだったのだろうか。 昭和の終わりが近づいていた・・・ 皇居に入る血液運搬車 この記事の画像(12枚) 63年余り続いた昭和の時代。 終わりが近づいてきたのを感じさせたのは、昭和62年9月の出来事だった。86歳の昭和天皇が腸の手術を受けられたのだ。公務に復帰されたものの、体調は芳しくなく、ご様子を伺おうと、各マスコミは、昼となく、夜となく、宮内庁関係者への取材を続けた。一番の関心事は、どのくらい召し上がったか。好物のウナギで食が進んだと聞くと、ほっとしたものだ。 全国戦没者追悼式 昭和63年8月 昭和63年8月、昭和天皇は、静養中の栃木県の那須からヘリコプターで東京に戻り、15日の戦没者追悼式に出席。黙とうの時間を知らせる正午の時報がなった時、まだ、標柱に向か
今年、皇太子徳仁(なるひと)親王が即位し、第126代の天皇となる。神話的存在である神武天皇から数えた数字だが、実在したことが確実視されている第16代の仁徳天皇から数えても111代! これだけ続いた王家は諸外国では聞かない。 今は存在しないが、フランス王家にはカペー家、ヴァロア家、ブルボン家と主に3つの王家があり、カペー家15代、ヴァロア家13代、ブルボン家8代で、全部足しても36代だ(大革命後の復古王政の2代を含む)。 フランス王家とヨーロッパで覇を競った神聖ローマ皇帝(後にオーストリア皇帝)のハプスブルク家は、最初にドイツ王となったルドルフ一世から、第一次世界大戦によって最後の皇帝となったカール一世までで24代。 現在のイギリス王室は、1714年、スチュアート家のアン女王に成人した子供がなかったため、ドイツのハノーヴァー選帝侯が迎えられ、ジョージ一世として即位。以来、エリザベス2世までで
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第938回(2019年3月30日) クズのコスパ野郎にならないために生きがいを見つけよう ゲスト:茂木健一郎氏(脳科学者) 司会:神保哲生 宮台真司 その月の5回目の金曜日に特別企画を無料でお届けする5金スペシャル。 今回は脳科学者の茂木健一郎氏をゲストに迎え、まず茂木氏の近著「IKIGAI」を元に、「生きがい」という言葉の背後にある日本固有の精神性や考え方を議論した。 茂木氏は日本人の生きがいには、1)小さく始める、2)自分からの解放、3)調和と持続可能性、4)小さな喜び、5)今ここにいること、の5つの柱があると説く。そして「朝、目を覚ます理由」とも表現される生きがいには、「こだわり」や「クオリア」、「フロー」などが必要で、まず手始めに、自分が心から大事にしているものは何か、また自分に喜び
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