2017/05/23に開催された「『ふつう』のRuby on Rails ウェブサービス開発(Clipla x みんなのウェディング)での発表資料です。 イベントURLはこちら。 https://mwed.connpass.com/event/55698/
技術部の牧本です。 今日はモンキーパッチの話をします。 モンキーパッチとは何か そもそもモンキーパッチ (monkey patch) とは何でしょうか? 端的に言えば、言語の組み込みクラスやライブラリ、その他外部ライブラリの挙動を、動的に拡張する仕組みをモンキーパッチと呼びます。 *1 例えば、Ruby のモンキーパッチのすごく単純な例として以下のようなものがあります。 module NilClassExtension def empty? true end end NilClass.prepend(NilClassExtension) インスタンスが空であるかどうかを判定するメソッドとしての #empty? は String や Array など様々なクラスに存在しますが、 nil を唯一のインスタンスとする NilClass には本来は存在しません。 このモンキーパッチを導入することで
こんにちは、エンジニアの小林です。 先日、スペースを貸し出すオーナー様向けのダッシュボード(管理画面)をリニューアルしました。 スペースマーケットはwebサーバもAPIサーバもRailsで構築しているのですが、JQueryをベースに構築していたリニューアル前の実装からReactをベースにした実装へ移行した際に得た知見を書きたいと思います。 サーバ構成 既存のサーバ構成では、webサイトはwebサーバから、アプリはAPIサーバからそれぞれデータベースを参照していました。 リニューアルに伴いwebサーバからもAPIサーバを参照する構成となります。 webサーバから別ドメインのAPIサーバにアクセスするためには CORSの設定 webサーバとAPIサーバはドメインが違うため、ReactのコードからAPIサーバにajaxリクエストが送れません。これを回避するためにCORS(Cross-Origin
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