こんにちは。一松です。 開発新卒に捧ぐシリーズ第3回の今回は、アルゴリズムとあわせておさえておきたいデータ構造についてお話します。データ構造を理解することで、プログラムの目的に沿って適切な構造を選べるようになるので、動くだけのコードからの質の高いコードを書くステップアップとして読んでみてください。 データ構造とは そもそもデータ構造とは何でしょうか。データ構造は、データをコンピュータの中で扱う際にデータを格納する一定の形式のことです。例えば、プログラミングを経験したことがある人は配列やリストを使ったことがあると思います。じつは、それらもデータ構造の一種です。プログラムを書く際にはどのような処理を行うのかを事前に考え、その処理にとって最適なデータ構造を選択する必要があります。そのためにも、それぞれのデータ構造の特徴(長所、短所)を知っておくことが大切です。特徴を考える要素として、データに対し