「中堅・中小企業向け市場ではマイクロソフトがライバル。この市場では、常に“ケンカ”をしかけてこられている。オラクルとしてきちんと戦う」。日本オラクルの三澤智光 常務執行役員は8月6日、売上高1000億円以下で従業員1000人以下の中堅・中小企業市場を対象とする新施策の発表にあたり、このように語った。「新施策により、同市場で昨年度10%以下だった成長率を、20%に伸ばす」(三澤常務)とする。 新施策は、(1)専任組織の設立、(2)技術者向けのセミナーの見直し、(3)パートナー企業向け支援プログラムの見直し、(4)情報提供サイトの開設、の4点である。 専任組織として設立するのは、クロスインダストリービジネス推進本部。同本部に30人を配置し、中堅・中小企業向けのマーケティング活動をしたり、パートナー企業との協業を促進したりする。 顧客企業とオラクルにかかわる技術者向けには、1年間で500回以上の
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは7月24日、中堅企業向けアプリケーションビジネスの新戦略を発表した。Oracle 日本アプリケーションビジネス担当 シニアバイスプレジデントの Dick Wolven氏は、中堅企業向け市場こそERPビジネスの拡大が期待できる領域だとして、「オラクルはもはやただのエンタープライズERPベンダーではない。高付加価値を提供するアプリケーションプロバイダとしてもっとも身近なソフトウェア企業となることを目指す」と意気込みを述べた。 オラクルでは、年商100億円から年商1000億円の企業を中堅企業として位置付けている。こうした企業の課題としてWolven氏は、競合企業のグローバル化やサプライチ
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