【第28回】 2009年03月12日 仮想敵は“グーグルとアマゾン” ヤフーが目論むクラウド対策 2月24日、日本最大のポータルサイトを運営するヤフージャパンは、450億円を投じて、ソフトバンクの100%子会社でデータセンター専業のソフトバンクIDCソリューションズの全株式を譲り受け、翌25日に同社を吸収・合併した。 ソフトバンクIDCは、非上場企業ながら、2008年3月期の業績は売上高98億円であり、株式を公開しているデータセンター専業のビットアイル、さくらインターネットなどよりも大きい業界最大手。ソフトバンク系だが、NTTの真藤恒総裁(故人)の三男で、三井物産メディア事業部出身の真藤豊氏が社長を務めている異色企業としても知られる。 ここに来て、すでに自前のサーバを分散して持っていたヤフーが、データセンターそのものを傘下に組み込んだ理由は、はっきりしている。世界的な新潮流である「ク
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