企業内の活動にも、ネットを使ったコミュニケーションは不可欠となっている。電子メールはもちろん、イントラネット、グループウェアなどさまざまなツールがあり、流行り廃りもあって、成功・失敗の事例は事欠かない。こうした中で最近、特に注目を集めているのが「マイクロブログ」、すなわちTwitterのようなコミュニケーションツールの企業利用だ。元祖のTwitterは、なかなかビジネス化できずにいるが、クラウドの雄Salesforce.comは企業向けマイクロブログ「Salesforce Chatter」を開始して、日本でも注目を集めている。なぜTwitterの企業利用が進まないのか、マイクロブログの企業で利用するメリットは何なのか。米国で、“ビジネスモデルを持った”Twitterとして、既に8万社に利用されている「Yammer」を通して、企業向けマイクロブログの動向をチェックしてみよう。 幅広い人気を獲