米IBMは年内にも、ロータスブランドのソフトウエアをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)形態で提供する。対象となるのは、グループウエア「Lotus Notes/Domino」やプレゼンス管理ソフト「Sametime」、SNS構築支援ソフト「Connections」と、コンテンツ共有・管理ソフト「Quickr」などである。 「SMB市場を攻略するにはSaaS形態で、ロータス製品を提供することを避けて通れない。遅くとも年内には、パートナー企業と協力して、全世界でSaaSを実施する」。米IBMのロータスソフトウエア事業部でチャネル・アンド・SMBセールス担当のロバート・ウォン ワールドワイド・ディレクターはこう明言する。IBMがロータス製品をSaaS形態で販売することとその開始時期を明言したのは、これが初めてのことだ。 「SaaSを実施しても当社の売り上げが減るとは思っていない。ライセン
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